晩春の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『晩春』に投稿された感想・評価

昭和二十四(西暦1949)年完成。
4作しか見たことなくても小津安二郎やなあっていう撮り方。最近、フェデリコ・フェリーニの『La Strada』(1954)をチラッと見直したけど、人物をほぼ真正面か…

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父と娘
紀子という名前が流行った昭和の中頃。
20250801
U-NEXT
場を支配する能 それを追うカメラが観客を個々の関係に誘い込む
eviny
4.0

なんといっても笠智衆、原節子の2大俳優の超絶な演技がすごい。。
まったく説明的でなく淡々としゃべる台詞に静かながら強い感情が伝わってきて観る者の感動を呼ぶまさに名演技。
以降の家族をテーマにしたすべ…

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濱口竜介『他なる映画と1』をきっかけに鑑賞。

【 能を鑑賞するシークエンス】
3人の思惑がすれ違っているであろうことを、視線の動きだけで観せる緊迫感とその手法を選んだ勇気。役者の演技に全幅の信頼を…

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4.3
俳優の表情がとんでもない。言葉より先行しているというより、言葉が入ってくる表情。言葉と共にある表情。そして独特の間とカメラワークも究極。映画界のアップルみたい。
y
-

ファーストシークエンスは、女社会、女同士の距離感、堅苦しさ、、

一緒に寿司を食ったおじちゃまの結婚。その歳の差に対して、「不潔だわ」と紀子。
父への感情に対する恐れ、それに対する防衛機制?

28…

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4.0

あなたが、もしも私のお父さんだっら、たぶんお嫁に行けないと思う。ある女性から、そんなふうに言われたことのある僕にとって、普遍性を云々(うんぬん)する前に、この映画は他人事ではないところがある。

そ…

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