そうか、映画の本領はコメディにこそあるのかもしれないと、ポランスキーにとっての長編2作目に、説得されそうになる自分がいた。
どこかで黒澤明が話していたことに、大の大人たちが「よーい、スタート!」で…
外界と遮断された古城に住み、理想の暮らしを満喫していた中年男とその若妻のもとに逃走中の2人組のギャングがやって来る…というストーリー。
ポランスキー初期白黒三部作。
若妻は、カトリーヌ・ドヌー…
海辺の古城に棲む主人公の夫婦に降りかかる奇妙な出来事。その顛末の理不尽な物語は何故か惹きつけられる。満潮で道が海に沈み、海に沈んだクルマを押すシーンが何とも不思議なシュチェーションで、最初からただな…
>>続きを読む前作の『反撥』のドヌーヴに続いて、本作では姉のフランソワーズ・ドルレアックを起用。ドヌーヴと見間違うくらいに似ているが、『反撥』のドヌーヴとは違いドルレアックは奔放で狡猾な女性。映画も前作よりもコメ…
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