ゲームの主人は誰だ *****
Les Innocents Aux Mains Sales, 英題Innocents with Dirty Hands, 1975年、仏、カラー、125分…
全裸うつ伏せのロミーシュナイダーにファサリと落ちかかる凧!!!もうその導入だけで★5。
裸でぶどう食べるのも変な太陽のネックレスもサンローラン(だっけ?)の見事なドレスも堪能。妙に勘のいいイチャイチ…
冒頭の、日光浴をしながら全裸うつ伏せで横たわるロミー・シュナイダーに、ファサっと凧が覆い被さる一連のシーンで、天才!って思ってしまうもの。
話が二転三転する中で見せる、ロミー・シュナイダーの様々な顔…
みんながみんな各々真面目くさった顔をしておバカなことになっている
ある日凧上げをしていたら誤って知らない家の庭に落としてしまったんだ。
探しに敷地に入ってみるとなんとその凧は真っ裸で日光浴していた…
男が男のために作ったのが法律。
殺して無罪、助けようとして罪を受ける。混沌と矛盾だらけの、男しかいない世界で宿命の女は一人気高く装い、欺き、揺れ、舞っていた。
裸の日光浴。尻にカイト。
とにかくイヴ…
前売は買っていたけどなんの予備知識もなく観始めたら「え、シャブロル作品にロミー・シュナイダーかよ」と思うや否やしだるま状態のロミーに「他に何が要るの?♥」とのたまわせてボルテージが急上昇したのはいい…
>>続きを読むラストの呼び掛けてくる死者の声といいシャブロルお得意のミステリーを怪奇映画の枠組みで撮りたかったのかなとは思ったけど、なんとなくシャブロルのリズムではないというか、ロミー・シュナイダーに引っ張られて…
>>続きを読むメタファーとか置いといてシャブロルの作品はお家がすてきすぎませんか 螺旋階段も上部がアーチ形になってるガラスの戸もブルーのベッドもすき。一寸先は闇の変な段差や窓の家も良かった…
ジュリーが家から外に…