手負いのギャングと冷めた夫婦。ドヌーヴの早逝した姉フランソワーズ・ドルレアックの背中が美しい。
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本作のテーマは、『水の中のナイフ』と同じく「異質な人間の闖入によって露わに…
サスペンスと見せかけてその実態はコメディな気がする。ポランスキー的に言えば後年の「おとなのけんか」とかに通じる、攻撃してされての悲劇を喜劇として見せてみた秀作。
仕事終わりのギャングに立て篭もられ…
二人の怪我したギャングが城に住む夫婦の家に押しかける。閉じ込められた夫婦はいつ反撃に出るのか?という普通なら脱出反撃サスペンスになるのだが、この夫婦〜全然反抗しないし、呑気に犯人と酒飲んだりしてて、…
>>続きを読む【第16回ベルリン映画祭 金熊賞】
『戦場のピアニスト』ロマン・ポランスキー監督の初期作品。ベルリン映画祭金熊賞を受賞、英国アカデミー賞では撮影賞にノミネートされた。
ポランスキーはそんなに観てい…
11世紀の古城から吹く風は湿っていて
その島で何かを待っている3人を見ていて「ゴドーを待ちながら」の雰囲気だなと考えていたら観られた方のレビューに*作品はサミュエル・ベケット演劇から構成を着想してい…
このレビューはネタバレを含みます
うわ嫌な感じ!理解できな!の対象がコロコロ変わる。三者三様の性格の悪さ。誰一人とて友達になれないな、と思った……。もれなく途中出てくるファミリーとかもみんな!
自由と縛りとを象徴してるようで、結局…