短い間に三回観ました。ああ、なんて美しい……。
誰もがきっと子供の頃から抱く感覚を、神秘性を損なわずに形にしたような映画。そこにある不条理すらも、美しく感じられてしまうほどに。
歌声は魂の灯であ…
映画監督としてのクシシュトフ・キェシロフスキにとって、女優としてのイレーヌ・ジャコブに出会うということは、始まりよりも、むしろ終わりを意味したのかもしれない。
彼がファインダーから彼女を見つめたと…
クシシュトフ・キエシロフスキ
5.0 ふたりのベロニカ ←
5.0 トリコロール/青
5.0 愛に関する短いフィルム
4.6トリコロール/赤
4.3 アマチュア
4.1 殺人に関する短いフィルム
4…
あらすじも読まずに2人のベロニカがいるということは知っているという状態で見初めたのでポーランド編でベロニカが映るたびに、これはどっちのベロニカだろうとだいぶ頭を使って見てしまっていた。結果的にもう1…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
2023.12.27 U-NEXT
2025.8.19 U-NEXT
(2回目)
なぜかずっと頭の片隅に居続けていて、2回目を観なければと思っていた。
2回目にして気づくことが沢山あった。という…
このレビューはネタバレを含みます
ポーランドとフランス、それぞれの国で生きている二人のベロニカ。すれ違うことはあってもお互いを知らず、それでもお互いの魂の存在を感じている。二人はまるで双子のような容姿だ。
美しい、神秘的…言葉に表…
クシシュトフ・キエシロフスキーの映画史に残る名作。本作は運命論であり、哲学論、生命論である。いうなればキエシロフスキーの遺言でもある。本作は、劇場で観るたびに違う映画を観ているような錯覚を覚える。そ…
>>続きを読む かなり好きだった。 透明なスーパーボールに映る流れる景色。いつも何か予感させられる出来事。父親との仲の良さが、すてき。
私もどこかのもう1人の私と、何か通じ合っていたら、かなりロマンチックだ…
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