なぜ映画は、これほどまでに男と女を描き、なかでも女優という存在が際立っているのか。そのことに、あらためて思いを至らされるような作品だった。この世には男か女しかいないのではなく、男と女との関係(LGB…
>>続きを読む【じぇれのレビュー】
2019/6/9
【研ぎ澄まされた純度の高い音楽映画】
冷戦下の許されぬ愛の軌跡を綴った叙情詩。
正直に言えば、設定・展開はありふれています。
しかし、この監督の凄いとこ…
冷戦下の状況の中、歌手志望の女性が音楽学校で出会った教師と恋に落ちるも、彼はパリへと亡命してしまい...というお話
展開が異様に早くてビビる。15年間の物語を90分に収めているからなのか展開がかな…
このレビューはネタバレを含みます
タイトル通り東西冷戦そのもの。その構造あったが故の一つの悲恋の形。この時代、何かと不自由を被ったのはやはり東側の人々の方が多かっただろう。ポーランドも東側だったからね。
これは音楽も作品背景になって…
戦後すぐに亡命するポーランド人を取り巻く恋愛ドラマ。
モノクロでかっこいい画作りを優先しててこんなん「イーダ」やんと思ってたら同じ監督さんだった。初見で察知した自分を褒めてあげたいけど、まあどっちも…
構成は極めてミニマムで、セリフも少なく、bgmもほぼない。
ただ、良い映画の本質が詰まった作品で、中身を過度に説明しすぎず、全編モノクロで情感たっぷり、美しい歌と少ないながらも色濃く紡がれるセリフ…
推しのイ・ジュニョク俳優の人生映画の1つと知り鑑賞。
(オスカーノミネートされてたけど全然知らない映画だった😳)
なんの情報も入れずに視聴始めたら、タイトル”COLD WAR”の通り冷戦下のポーラ…
3つの視点で感情移入したモノクロ映画。
①1949年から1964年までの冷戦下のポーランド、ドイツ、ユーゴスラビア、フランスを舞台に東西の情勢をパヴリコフスキ監督の両親の人生に触発されて出来た映画…
↓のレビューは、以前のアカウントにて鑑賞直後に投稿したレビューになります。
☆☆☆★★
腐れ縁映画に新たなる1本。
大好物な男女の腐れ縁映画。その頂点に君臨する外国映画ならば『アニー・ホール』…