COLD WAR あの歌、2つの心の作品情報・感想・評価・動画配信

COLD WAR あの歌、2つの心2018年製作の映画)

Zimna wojna/Cold War

上映日:2019年06月28日

製作国:

上映時間:88分

ジャンル:

3.8

あらすじ

「COLD WAR あの歌、2つの心」に投稿された感想・評価

Yutaka

Yutakaの感想・評価

3.6
冷戦下における切ないラブストーリー。写真のような美しい画がモノクロで終始続く。ラストシーンが良かった。。
nekoneko

nekonekoの感想・評価

3.3
1949年 第二次世界大戦後の冷戦下🇵🇱ポーランドから始まるモノクロ作品
歌い手とピアニストの悲恋?

歌やダンス💃は素晴らしいし 映像も美しいのに‥なんでか……響いてこなかった💧

時代に翻弄される恋物語で2人の心情が歌詞に綴られたりするシーンはグイグイくるはずなんだけれど…
(暗転にうまく乗れてない感💦)

ズーラが激しいなぁ…彼女を抱えるヴィクトルが繊細すぎる…

🇵🇱ポーランドの朽ちかけた教会⛪️
のシーンが一番印象に残った‥✨✨

ラストはどう捉えたら良いの?
教えて…監督さん…
なんだかセツナイ🍃
戦争も恋も行く末は…亡骸か‥
rage30

rage30の感想・評価

-
難解で重厚な作品を予想していたのですが、実際はシンプルな男女の悲恋を描いた作品でしたね。
上映時間が90分と短い事もあり、ちょっと拍子抜けしちゃました。

上映時間がタイトなのは、説明的な描写を削っているからなのでしょう。
更に言えば、本作は色彩も削ってるし(モノクロ映像)、画面の横幅も削っています(4:3のスタンダートサイズ)。
つまり、物語自体はシンプルなものの、映画全体は非常にストイックに作られている。

こうした禅の様な映画は、やはり観る者のリテラシーの拠るものが大きいのではないでしょうか。
台詞の代わりに、映像と音楽で語られていくので、そこから意味や美しさをキャッチ出来る人には堪らない作品かもしれません。

その一方で見る人によっては、不親切で退屈な作品に映るのかなと。
個人的にはこっち側だったかな~。
主人公の2人はかなりメチャクチャな事をやっているのですが、そうした行動がサラッと処理されちゃうので、イマイチ情緒が喚起されないんですよね。
勿論、このクールさが本作の良さでもあるのですが…。

映像も音楽も物語も、それなりに楽しめましたが、私にはちょっと大人過ぎたかな…という印象です。
2回目の鑑賞。

冷戦期ポーランドの1組の男女のお話。
やっぱり共産主義はよくないと思わせてくれる映画。

作中に出てくる舞踏団のモデルになったマゾフシェはとても衣装が可愛らしくて歌も最高なので調べてみてほしい。
yoshis

yoshisの感想・評価

2.5
歴史的な背景がよく分からないから、あまり理解できなかった。上映時間が短かったのが、救い。
yuri

yuriの感想・評価

3.9
モノクロ、様々な音楽、変わって行く主人公
年と場所が、次々切り替わり、二人の立場や地位や気持ちも変わっていくけど、切り取ったエピソード、場面が美しい
年を重ねながら、深まり、確かになる愛。その時その時は苦しけど、気持ちの限り生ききって、幸せなのだろ
90分とは思えない
白

白の感想・評価

4.0
この映画が語りかけているものは果てしのない空白だ。行為を意味に開かず、言葉というものが失われる厳粛な時間にショットがある。そのときショットだけが意味に開かれる。
リデル

リデルの感想・評価

3.4
正直時代と世界に引き咲かれた悲恋というよりは、二人の性格とプライドの問題では無いのかと元も子もない事を思ってしまった。
前編音楽がとても良かった。
tak

takの感想・評価

4.3
90分の尺に収めているのにドラマティックで、満足させてくれる映画って、それ程お目にかかれるものじゃない。「COLD WAR あの歌、2つの心」は久々にそんな感覚を味わえた映画だ。

第二次大戦後の東西冷戦の時代。ポーランドの田舎から歌や踊りが上手な若者を集めて、民族音楽の舞踏団が結成される。音楽監督であるピアニスト、ヴィクトルは個性的な歌声と美貌をもつズーラと出会う。いつしか二人は愛し合うようになり、東ベルリン公演の際に西側への亡命を企てるが、脱出できたのはヴィクトルだけだった。その後公演先で二人は再会。二人は一緒に暮らし始めるが、彼女は突然ポーランドへ。鉄のカーテンを越えて二転三転する二人の行く末は…。

映画冒頭、様々な歌声を録音してメンバーを選抜する場面が続く。淡々としているのに、いろんな歌、踊り、演奏、表情が見られて不思議と引き込まれる。ポーランドの民族舞踊や歌を残していくための舞踏団だったものが、ポーランド政府が社会主義啓蒙のために利用し始めるあたりから、だんだんと不穏な空気が流れ始める。

惹かれあった二人は、お互いのために何ができるかを考え続ける。政府関係者から監視の対象になったヴィクトル。ズーラは彼を監視して密告する役割だった。彼のために真実を告げるズーラ。彼女が政府関係者に弱みを握られていることから、彼女を連れて亡命しようとするヴィクトル。やがて二人で音楽を紡ぎ出そうとするが、彼女のために用意した舞台やパリでの暮らしは、彼女が望むものとは違っていた。そんな男女のすれ違いが、国境を越えて繰り返される十数年間をわずか88分で描ききる。それでも決して駆け足の演出でもなく、周辺の人物たちを交えて揺れるけれど求め合っている二人の気持ちを描き出す。ポーランドに戻ったズーラを追うヴィクトルの姿は痛々しいけれど、そこまで思い詰めた男心に胸を打たれる。

モノクロの寒々としたポーランドの風景、ジャズが演奏されるクールな印象のナイトクラブ、躍動感のある民族舞踊と美しいハーモニー。劇伴がほぼない映画なのに、音楽が途切れず、しかも時代の移り変わりも表現されて不思議な感覚。

世間の評判は聞いていたけど、予想以上。レア・セドゥを思わせるヒロインの物憂げな表情が心に残る。
あろは

あろはの感想・評価

4.2
ポーランド人監督であるパヴェウ・パヴリコフスキによる、大人が楽しめる大人のための映画。

非常に地理的な影響を感じさせる作品で、ヨーロッパとロシアの映画の魅力を掛け合わせたような仕上がりで、モノクロ、4:3のアスペクト比といった手法も、その独特な世界観の強度を高める。

そして、約90分というコンパクトな尺の中に、ポーランド民族芸能からジャズ、ロック、ボサノバと多様な音楽が詰め込まれているミュージカル映画とも言える。

もっと尺を使って音楽シーンを見せることもできたはずだが、そこをあえて削ぎ落としたことで、あくまでも恋愛が軸の映画だという監督の意思のようにも感じる。

そしてとにかく、ズーラを演じた主演のヨアンナクーリクの演技、歌唱力、存在感が素晴らしすぎて、少女にしか見えないズーラから、大人の魅力を振りまくズーラまで、気づけば彼女の魅力の虜になっている。

ズーラの魅力は映画の中だけでなく、それを観る男たちをも振り回す。

製作費430万ユーロ
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