ヤクの売人をやって、なんとなく生計を立てている男の今を描くクライムラブロマンス。
これはめちゃくちゃ良いな。
ウィレム・デフォーってシネフィルの皆さんが大好物の、"出演してるだけで名前を一度は口…
大好き。性癖。ゴミに塗れて輝く夜雨のニューヨークがあまりにエロチック。80sの残り香みたいなウエットな劇伴とすこぶる相性がいい。
勾配のある関係に見えて、ケンカしても昨日はゴメンで戻って来れるファミ…
絶対観たいと思っていた作品のうちの一つをついに観てしまった。
どこが良いというよりも、悪い部分がどこにもない、という印象。
道を外した者に対して、ここまで優しい目線を持てている映画は他にないんじゃな…
シュレイダーは後年の『カード・カウンター』のほうがより好みではあるのだけど、こっちもかなり面白かった。元奥さんの死亡シーンを直接描写しないところが一番の美点。指輪をゴミ溜めに捨てるくだりと、所々で気…
>>続きを読む夜のニューヨーク、麻薬売人ウィレムデフォーによる車中モノローグ(売人は日記をつけ始めたら終わり…)から痺れる台詞の連続。場面転換の度髪型の変わるスーザン・サランドンがいい女過ぎる。切なすぎる元妻との…
>>続きを読む付け始めたら潮時だという売人の日記、ウィレムデフォーの「清掃局のストで労働者が街を動き回る、連休にはヤクが必要というわけだ」という詩のように美しい語りから始まる。「目の焦点が合わない者」と「左利きの…
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