パルチザン前史の作品情報・感想・評価

パルチザン前史1969年製作の映画)

製作国:

上映時間:120分

3.6

『パルチザン前史』に投稿された感想・評価

S

Sの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

名古屋シネマテーク閉館に向けた「土本典昭監督と小川紳介監督」特集で組まれ、7月15日にシネマテークで鑑賞した『水俣 患者さんとその世界』の後に上映されるも見逃した作品。

1968年の京大全共闘運動…

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shinichiro

shinichiroの感想・評価

3.0
◎ いちにいちにー!
 '明確な、、'という言葉がエコーのように繰り返されて聞こえた。
コカコーラの瓶で火炎瓶を仕立てる皮肉
イワシ

イワシの感想・評価

4.3

ラストの唐突な海、瀬戸内海か、火炎瓶制作場面の実験でフィルムが燃えているのかと思うくらい接近するが、機動隊との衝突で暴力の渦中に存在するカメラはこれを予告するか、夜に煌めく炎と輝くライト、白煙、放水…

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脈絡のないリーダーの話から状況は次第に写実的になり、先の見えないドキュメンタリーの醍醐味を醸し出す。
昔は権力って言葉をやけに持ち上げてたのかな。全国から見ればミニマムな運動が鉄塔とヘリコプターによ…

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甲冑

甲冑の感想・評価

4.0

京大パルチザンとは新左翼活動家である滝田修の革命理論の影響を受けた京大内ノンセクト・ラジカルの事、だそうで。メットかぶって火炎瓶作って思想はマルクス。造反有理!闘争勝利!などとホンマもんもおれば、で…

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Nao

Naoの感想・評価

3.0
京大の助手であり全共闘の革命家である滝田に密着する。京大パルチザンを経て後の日本赤軍に繋がると考えると感慨深い。コーラ瓶から火炎瓶の作り方。記録映像として貴重だけどやや退屈か。
mingo

mingoの感想・評価

3.8

京大全共闘のパルチザン派と呼ばれる滝田修をリーダーとするグループの日常を描いたドキュメンタリー。火炎瓶の作り方も具体的な薬品名をあげて解説され、機動隊による時計台への放水場面や飛び回るヘリコプターの…

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〈アテネ・フランセシネマテーク 映画の授業
Cinémathèque de l'Athénée Français Leçon de Cinéma〉
【現代映画編】第1部 2021年6月3日(木)―6…

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映像記録としては貴重。火炎コーラ瓶の作り方は興味深いし、機動隊との衝突シーンは迫力がある。しかし映像作品としては稚拙だと思う。撮影対象である関西の全共闘グループにとって、どうなることが「闘争勝利」な…

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一

一の感想・評価

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京大全共闘のドキュメンタリー。彼らと共闘しようというわけではない、観察者の距離感。バリケードの中でゲバ棒持ってドラム缶相手に“軍事訓練”をする場面なんてどう見ても滑稽だし、運動が敗北に向かっていくの…

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