京大パルチザンの創設者で京大闘争の中心人物でもあり、なおかつその革命論が多大な学生に影響を与えたという伝説の活動家滝田修の学生運動のみならず私生活まで捉えたドキュメンタリー。世界が革命を起こすという…
>>続きを読む名古屋シネマテーク閉館に向けた「土本典昭監督と小川紳介監督」特集で組まれ、7月15日にシネマテークで鑑賞した『水俣 患者さんとその世界』の後に上映されるも見逃した作品。
1968年の京大全共闘運動…
ラストの唐突な海、瀬戸内海か、火炎瓶制作場面の実験でフィルムが燃えているのかと思うくらい接近するが、機動隊との衝突で暴力の渦中に存在するカメラはこれを予告するか、夜に煌めく炎と輝くライト、白煙、放水…
>>続きを読む脈絡のないリーダーの話から状況は次第に写実的になり、先の見えないドキュメンタリーの醍醐味を醸し出す。
昔は権力って言葉をやけに持ち上げてたのかな。全国から見ればミニマムな運動が鉄塔とヘリコプターによ…
京大パルチザンとは新左翼活動家である滝田修の革命理論の影響を受けた京大内ノンセクト・ラジカルの事、だそうで。メットかぶって火炎瓶作って思想はマルクス。造反有理!闘争勝利!などとホンマもんもおれば、で…
>>続きを読む京大全共闘のパルチザン派と呼ばれる滝田修をリーダーとするグループの日常を描いたドキュメンタリー。火炎瓶の作り方も具体的な薬品名をあげて解説され、機動隊による時計台への放水場面や飛び回るヘリコプターの…
>>続きを読む〈アテネ・フランセシネマテーク 映画の授業
Cinémathèque de l'Athénée Français Leçon de Cinéma〉
【現代映画編】第1部 2021年6月3日(木)―6…
映像記録としては貴重。火炎コーラ瓶の作り方は興味深いし、機動隊との衝突シーンは迫力がある。しかし映像作品としては稚拙だと思う。撮影対象である関西の全共闘グループにとって、どうなることが「闘争勝利」な…
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