三里塚 五月の空 里のかよい路の作品情報・感想・評価

三里塚 五月の空 里のかよい路1977年製作の映画)

製作国:

上映時間:81分

4.0

『三里塚 五月の空 里のかよい路』に投稿された感想・評価

4.0

鉄塔が引き倒されるシーンに絶句。やや傾いている鉄塔がロングショットで提示され不審に思っていると不意のズームアップで画面中央を水平に横切る2本のワイヤーが見え始め、それまで背景的にしか認識してなかった…

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ずっと白黒でシリーズが続いていたのが、ここでカラーに戻る。
ガス弾の構造を解剖学的なまでの丹念さで解説する。
須見
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農民への彼らの語彙力を補うようなインタビューの仕方が気持ち良くはない。むしろ、説明されきらない、伝わりきらないという、コミュニケートの不成立感がインタビューのシビアさなはずなのに。その人の言葉で語ろ…

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olto
4.5

イデオロギーのために戦っているのではないと話す農家の岩沢さん。おじいさんの代から土地を受け継いできて、土地と共に歩んできた歴史と農業。田んぼや畑を残して、周りの木や土地を削ってもその皺寄せは田畑にく…

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3.5
小川の途方もない共感が先走る。頷く間もなく同調と提案がなされてしまうような傾聴。

緊張などなく弛緩した共同感覚と土地に平伏すことを熟知したものどもの尊い怒り。

「岩山に鉄塔が出来た」がシリーズで一番好きだった身としては、皆んなで苦労して建てたあの鉄塔が倒されてしまったことは悲しい。

詩のようなものが挿入されたり、イラストが使用されたり、また今までのシリー…

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a
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三里塚シリーズ最終章。ついに終わるのか、と思っていたらシンボルの鉄塔が崩されるという衝撃映像!途中、蚊に気を取られてあまり覚えてないからまた観る。終わりなき闘争。
毱
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山形に移住し、4年後。
小川プロは三里塚に帰ってくる。

ついてすぐに倒されてしまった鉄塔。
倒されてしまったことを嘆きつつも、そこにそれまでにあったような怒りや恨みみたいな要素は減ったように思われ…

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一
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『辺田部落』のあと、4年ぶりに三里塚を訪れて作られた最終作。あの岩山の鉄塔が根本からゆっくり倒れていく決定的なショットが。機動隊の毒ガス弾や田畑の被害についての告発的な内容が多く、現地報告的な映画に…

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倒される鉄塔

丘で見つめるひとたち

煙立ち込める鉄塔跡地

夜のヘリコプター

大量の旗が舞う葬列

ゲリラ戦

最後の最後になぜ反対しているかの端的な話

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