写真家サラ・ムーンの映画監督デビュー作。
サラムーンの創り出すセピア色の映像美。
ビクトル・エリセの『ミツバチのささやき』では、撮影当時まだ5歳だった主人公のアナは、劇中でフランケンシュタインと…
かなりの傑作。誘拐された少女と誘拐した男による旅のみちすじが「特別な時間」としてフィルムに刻まれる。よくは知らないが、写真家であるサラ・ムーンが自身と父親の関係性を映画に落とし込もうとした結果として…
>>続きを読むまどろみながら、少女は恋をするー
ずっとずっと観たかったサラ・ムーンのセピア色の世界
崇高で繊細で泣けるほど美しい映像
誘拐から始まった2人の逃避行は互いの孤独を埋めるかのようにいつしか心が通い合…
CMモデルの少女アレクサンドラと精神病を患う男デヴィッドの出会い
手を引くまま駆け出し、そのまま誘拐してしまう。
行く当てもなく彷徨い、孤独を埋める2人。
アレクサンドラがまだ幼くてデヴィッドに対し…
映像美が深く印象に残っている。
どこを切り取っても美しく、
叙情詩のようなセピア色の世界。
写真家サラ・ムーンの美学に酔いしれた
夢の中のような90分だった。
精神を病んだ孤独な男と
少女との束の…
サラ・ムーン節全開。全てのショットがフォトジェニックで垂涎もの。
時に関係性を逆転させながら、互助的精神で失われた時間を補填する二人の姿があまりにも崇高。
引き裂かれた背景がどうであろうと、現状がど…
精神病を患う優男と、
見た目よりもグッと
精神年齢の高い少女の、
セピアカラーの
ロードムービー。
多分、後から映像に
色を着けたのだと思う。
滲んだような淡いトーンが
サラムーンの持ち味で、
…
精神病の男が少女を誘拐して当てもなく彷徨うロードムービー。
監督のサラムーンは写真家ということもありどこも切り取っても絵になる。一瞬一瞬が美しい。数を数えるときにミシシッピーをつけるとちょうど1秒に…