ガルシアの首の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『ガルシアの首』に投稿された感想・評価

宇多丸氏や町山氏が度々、本作のことを口にすることがあったり、北野武監督がお気に入りに入れていたりと前々から気になっていて、3年前に購入した本作のBlu-rayディスクを今ごろになって鑑賞。

ペキン…

>>続きを読む
Ideon
4.0

 孫娘を孕ませられたメキシコの富豪がガルシアという男に賞金をかけた。酒場でその話を耳にしたベニーが、ガルシアの情婦だったエリータに尋ねると、ガルシアは事故死したと言う。ベニーは一万ドルの賞金を手に入…

>>続きを読む

前半退屈なんだけど、確実に哀愁が積み重なっていく。
不満足な生活の打破を狙う中年男と、その恋人の中年女。
この細々とした描写が本当に哀愁。
毛じらみ?のシーンとかいいし、野宿のシーンとかは白眉だと思…

>>続きを読む
3.0
恋人が殺された辺りから一気に加速して、行場のない怒り、閉塞感、いろんな感情がぐぁーってなってくのがおもしろかった。べこべこの車とか、街並みも観てて興味深かったな。
kazoo
3.9

映画は、賞金首ガルシアの首をめぐる争奪戦を描いたサスペンスドラマ。主人公はメキシコの荒野を旅しながら、裏切りや暴力に満ちた過酷な現実に直面する。物語は単なるアクションにとどまらず、当時の社会の不条理…

>>続きを読む
まずタイトルがめっちゃカッコ良い。ガルシア本人は全然出てこない、ガルシアの首を狙う人達の話。そんなバイオレンスでは無い、愛の物語。
4.0

メキシコの乾いた大地、照りつける太陽、汗と砂埃、スローモーションで飛び交う血と銃弾。

ペーソスとバイオレンスのバランス、破滅へと向かう男の物語。まさにペキンパーの真骨頂。

復讐開始までが遅く、全…

>>続きを読む
NKNKT
3.3
予想してたのと大きく違ってちょっと残念。
雰囲気は好きだが、、、

賞金首のガルシア。ウォーレン・オーツは首を取ることが出来るか。首の争奪戦。いつしか首は腐り、蠅が首の入った袋の周りを飛び始める。本作の銃撃戦の凄まじさは「ワイルドバンチ」と双璧を成す。狂気は「戦争の…

>>続きを読む

決して妥協を許さず、おまけに過度の飲酒と麻薬常用の問題を抱えたペキンパー自身が、「戦争のはらわた」と並んで最後の最後まで編集権を握ることができた数少ない作品のひとつ。独特の撮影技法やリアルなバイオレ…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事