ダブルボーダーの作品情報・感想・評価・動画配信

「ダブルボーダー」に投稿された感想・評価

な

なの感想・評価

3.5
濃いオヤジばかり出てくる犯罪映画。
物語の3つの軸が絡まるようでうまく絡まなくて、ちょっと焦ったいが、カッコいい暴力と皆殺しシーンがいくつかあり、死は呆気ない。
qtaro

qtaroの感想・評価

3.2
20210613鑑賞
まあまあ。
テキサスの保安官が、幼馴染みの麻薬王と争う話。最初の内はなかなか全体像が掴みにくく、話に今一つ入り込めなかった。死んだ事になっている元兵士達とか、いい素材が揃ってるんだけど、ちと調味料が足りない感じ。とはいえ、派手なアクションや、男達の汗臭さとかは見応えあった。ニックノルティが堅物を演じてるのも新鮮でした。
スティーヴ・マックイーン主演『ゲッタウェイ』の原作は、メキシコに逃亡犯を匿ってくれる王国がありそこを目指す主人公夫婦。しかしその実態は逃亡犯の金を巻き上げそいつらの肉を食すカニバリズム王国とのこと。その原作を脚色したウォルター・ヒルが今作の監督。

ダブルボーダーの原案はジョン・ミリアス、この人は頭はイカれてるけど好きだなぁ。元々『地獄の黙示録』として書かれたものだから、地獄の黙示録ではベトナムの国境を越えたカンボジアにカーツ大佐の王国があるように、ダブルボーダーではアメリカの国境を越えたメキシコに麻薬王国がある。そして地獄の黙示録ではカーツ大佐暗殺命令を出す時に「terminate with EXTREME PREJUDICE (極端な偏見をもって暗殺しろ)」ってセリフがあって、ダブルボーダーの原題が『EXTREME PREJUDICE(極端な偏見)』、つまり「殺せ」って事でタイトルが内容に凄く意味を持たせている。


映画の内容は、テキサスとメキシコを舞台にテキサスレンジャーと幼なじみの麻薬王とその2人に愛された女。そこへ書類上で死を偽装した特殊部隊の極秘作戦が絡んできて三つ巴の戦いに。三者が互いに銃を向け合う硬直状態シーンこそ無いけど、メキシコが舞台なだけにこれぞメキシカン・スタンドオフ。サム・ペキンパーの弟子筋にあたるヒル監督だけあって、男臭い友情、裏切り、ヴァイオレンスはしっかり継承しています。

死を偽装した軍人たちが何かを企てるって『ダイハード2』でもあったけどこっちのほうが先なんです。銀行に押し入るマイケル・アイアンサイドがストッキング相撲やってるのかと思わせるほどのブサイク面。ニック・ノルティは口髭とカウボーイハットでスタン・ハンセンのようだった。まぁテキサスだからほぼ全員そう見えるか。
全員キャラが立ってて設定もいいんだけどもう少し深掘りして一人一人の詳細を知りたかった
迫力あるアクションだけど、話の盛り上がりがいまひとつ…。
主人公と敵との彼女の取り合いはガッツリ削除しても良かったかな?
dpunch

dpunchの感想・評価

3.5
過去鑑賞にて

テキサスのとある街の保安官とメキシコの麻薬王、かつては親友同士だった2人の因縁の対決なお話し。

そこに色々と謎の多いある少佐とのあれこれが加わって色々面白かったです。

どう見ても本職の保安官にしか見えないニック・ノルティといかにもカタギではない白スーツの着こなしが小洒落たパワーズ・ブース、そして謎は多いがやけに目付きの鋭いマイケル・アイアンサイドでお送りする男たちの汗臭い、血生臭いクライムアクションな一品でした。
ウォルター・ヒル監督によるメキシコ国境で繰り広げられるテキサスレンジャーと麻薬王、そして元軍人達を交えた現代西部劇。

少し前に観た同監督の「ジョニーハンサム」は設定こそ良かったものの消化不良な点が有ったのに比べ、銃撃戦中心のアクションが展開されるこちらは監督らしさが色濃く、二人の男に女が入る事で男同士の戦いの美学だけでなく、その愚かさも同時に描いており個人的にはそこそこ満足。しかし主役のニック・ノルティと麻薬王パワーズ・ブースのキャラや個性が意外と希薄で、国に利用され捨てられた者同士達の強い絆を時折見せるマイケル・アイアンサイド率いる元軍人達の方が目立っており、淡泊なラストももう少し凝って欲しかった所。
銃の見せ方や登場する銃の種類が多くて、ガンアクションにこだわりを感じる

なんだけどアクションに至るまでがなんともローテンポで…

又、折角かっこいい出だしだった特殊部隊も本筋に関係あるようなないような微妙な感じ

全体的になんとも中途半端、道を外れた幼馴染との対決は熱かったからそこにもっとフォーカスして欲しかったかな
tukukake

tukukakeの感想・評価

3.0
バトルランナー&プレデター2で自分的お馴染みのマリアコンチータがヒロイン役。彼女を保安官のニックノルティと、麻薬王パワーズブースが奪いあう(どちらもそこまで必死じゃない)。
ありがちな映画と違うところが、保安官と麻薬王に元軍人チームが割って入る。このチームのボスが、トータル・リコール&ドラマ「V」のレジスタンス役で自分的に超有名なアイアンサイド!
この三者三つ巴の構図が本作の特徴であり、焦点があやふやなとこ。

最後、麻薬王部下に身ぐるみはがされてて笑った💧
一

一の感想・評価

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原作はジョン・ミリアスで、70年代に本人が監督するつもりだったらしいが頓挫、その後ジョナサン・デミ監督で話が進むもまた頓挫、結果的にウォルター・ヒル×ニック・ノルティで実現となった80s'メキシコ国境ウェスタン。マイケル・アイアンサイド率いる寄せ集めの元軍人チームと保安官ノルティと麻薬王パワーズ・ブースの変な三つ巴で話が進むが、ラストを観れば『ワイルド・バンチ』がやりたかったのが一目瞭然。ミリアス原作という先入観もあって愛国マッチョな印象は受けるけども、忠誠を裏切られる末端兵士への思い入れには、やっぱり岡本喜八的なイズムを感じるのだった。レッドネックのウィリアム・フォーサイスが最高~。