▼8/11/22再鑑賞
【2本立上映(映画を通して歴史や社会を考える 反骨の映画作家・岡本喜八の流儀)(35mm)】
▼7/23/18鑑賞
【特集上映(『三船敏郎、この10本』刊行記念 永遠の映画…
皮肉、痛烈な喜八節、苛烈な反戦映画。
ジャズ演奏がとても効いていて、圧巻のクライマックスつながっていく。さらに、これが後年の「ジャズ大名」にもつながるのだろう。
慰安婦描写はドキッとするけれど、た…
戦場に響く賑やかな音楽が場の空気と対極で、担当の楽器名で呼ばれる少年兵たちが純粋無垢でかわいかった。こんな子たちでも、楽器を武器に持ち替えて戦わなければならない不条理さ。
そして、戦場においての性処…
音大をでたばかりのジャズメンたちが中国戦線に配属され三船敏郎の隊長の元で
不条理な闘いをしいられるファンタジー。ファンタジーなのは従軍慰安婦である団令子が演じるヒロインによるところが大きい。
お春…
火葬場とか言ってるけどいつもの独立愚連隊フィールドじゃないか!!
独立愚連隊の骨組みそのままに三船周辺を椿三十郎っぽくした感じ。
伊藤雄之助の良さが初めて分かった気がする。
齢二十にも満たない純朴…
岡本喜八監督が、「独立愚連隊」「西へ」「どぶ鼠作戦」のジョン・フォード西部劇にオマージュした戦争活劇🪖三部作を、少年版として総決算した傑作。小杉曹長三船敏郎が、上官殴打の懲罰で最前線陽家宅に左遷され…
>>続きを読む「戦争映画」と聞いて何を思い浮かべる?これを見るまでは、規律、忠誠、自己犠牲、お国のために散る美学、だとおもっていた。この映画はそんな凝り固まった脳をダイナマイトで爆破してくれました。
これは戦争…
クストリッツァの『アンダーグラウンド』より何十年も前に、こんな映画があったのか。爆撃の音と共に火葬場に響き渡る「聖者の行進」の演奏が頭にこびりついて離れない。
岡本喜八の映画久しぶりに観たら、もう…
人生でぜったいに浴びるべき衝撃。
前半笑い、後半シリアス、クライマックス衝撃の完璧な構成と言えるのではないか、と思う。
喜劇風に描く戦争の、あの時代の面白さ、やはりギャップが笑いを生むのだろう。…