ウンベルトDの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『ウンベルトD』に投稿された感想・評価

ii
4.0

・今の世相に近い(普遍的?)
・女主人の影のデカさ
・アリ
・世代間の協力、疑似家族の否定


イタリアの戦後すぐに勃興した映画運動「ネオレアリズモ」(新しいリアリズム)
イングマール・ベルイマンは…

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崖っぷちの状況なのにウンベルトの性格と犬フライクのおかげで悲壮感があまりないのが凄い
ラストの電車のスピード
gena
4.0

年金だけでは暮らしていけない社会の厳しさ、非情さを背景にしているのに、ヴィットリオ・デ・シーカ監督のネオレアリズモはどこかほっこりする。名犬フリケの活躍はお見事で、ウンベルトの悲壮な危機的状況をいち…

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3.8

どれだけウンベルトじいさんを酷い目にあわせるか。火で追い詰められ払われるアリのようにウンベルトは社会から疎外される。今も変わらずある社会問題を突きつけられる。
ウンベルトの可愛げによって喜劇になり最…

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T0T
-

2025.8.16 12-20

第二次世界大戦の前と後、その間において、プロパガンダ映画、国威発揚のプロパガンダが広がり、そして凄惨な出来事が記録された映像が出てきた。第二次世界大戦という出来事の…

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4.0

30年間公務員として働いてきたのに老後に受け取る年金額では生活できないという破綻した状況にある戦後のイタリア
きっと物価が上がってるのに支給額が据え置きなんだろうな、国民を養うことができなくなってる…

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ウンベルトもうちょっとできることあるだろとも思うけど、それでもラストシーンはしんどかった。

ほんの少しの仕草や音での表現が多いから集中力いる。
4.0

「自転車泥棒」のヴィットリオデシーカ監督作品。1952年。敗戦後のローマで年金暮らしをする老人が家賃滞納からアパートを愛犬ともども追い出されそうになる…という物語。面白かった。「自転車泥棒」以外にも…

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gumico
3.5

自転車泥棒のヴィットリオ・デ・シーカが監督。自転車泥棒も見てて辛いものがあったけどこちらもなかなか。
今の日本の現状と将来のことを考えるとどこか他人事とは思えず。
物乞いしたいけどプライドが邪魔して…

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JB
4.4

貧困に打ちのめされる主人公が金策に奔走する姿を描く、ヴィットリオ・デ・シーカによるネオレアリスモの傑作。当時のイタリアの社会の様相を辛辣に描いていて、主人公の愛犬フライクだけが唯一の癒し。

映画は…

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