ピエル・パオロ・パゾリーニ監督脚本。主演はパゾリーニ作品の常連、フランコ・チッティ。女を失い、ひも生活が絶たれ、実家に助けを求めても追い出され、少女に目をつけるが…、と「わらしべ長者」の逆人生。
ユ…
パゾリーニの長編処女作であり、助監督はベルナルド・ベルトルッチ。テオレマや豚小屋へと続く、資本主義批判の出発点となる作品である。
主人公アッカトーネは娼婦のヒモとして生き、仲間と日々を浪費する。資…
神話的
悲惨な現実を描いているのにいつもユーモアが溢れている
アッカトーネ
「神を信じていれば飢えることはないんだ、テラサが言った通りだ」
アッカトーネが死んだ時
手錠をかけられてもなお十字を切…
大学時代からパゾリーニのスクリーニングを見つけるとつい行ってしまう、今思うと私のイタリア語への慈愛もこの前代未聞の白スーツ男から始まっているのかも知れない
あとパゾリーニの役者は半分ズッコケながら崖…
大傑作『レッド・ロケット』の元ネタということで期待して観たが、イマイチ。わるくはないんだけどね、時代背景とかよく分かんないから「働けよ」としか思わなかった笑。でも働いたらでちゃんと死ぬのおもろい。撮…
>>続きを読むローマの地方、治安最悪、クズばかり。これこそがリアリズムだとネオリアリズムに宣戦布告した(らしい)作品として、素人キャスティングやエピソードの生々しさに徹底したリアリズムを感じさせる。
撮影自体は…
パスタのために人を傷つけるアッカトーネ頑張らなきゃいけないのはわかってるアッカトーネ。働きたくないアッカトーネの暮らし
パゾリーニ監督の作品って奇抜なストーリーの印象が強かったのだが、これはわりかし…
【パゾリーニ映画】死因となった「ソドムの市」みるべきおすすめの順番
https://narcos.hatenablog.com/entry/pierpaolopasolini-movie-osusu…
私は実はパゾリーニの作品の中で一番好きなのですが、映画のノウハウをまだあまり知らなかった彼だからこそなのか、とても文学的な作品。
私はこの作品で太宰治を思い出すし、後半など夏目漱石の夢十夜を想起する…