戦前の作品のリメイクだからだろうけど、同監督の同時期の他作品とはまた違う味わいがあった。舞台が地方の港町だったり、家族とは別に旅芝居の一座が共同体として出てきたり、口調が関西弁だったり。主人公の男性…
>>続きを読む小津安二郎晩年のカラー映画。4Kデジタル復元版を視聴。
旅芝居の一座の長と団員、その家族を描いたドラマ映画。
小津の異色作と聞いていたが、暴力に喧嘩に罵りあいなど、確かに今まで観た小津映画にはない描…
1934年製作の『浮草物語』は未鑑賞。こちらも観なければ。
赤と緑の対比がやはり綺麗。赤は外、緑は内。
親方と姐さんの喧嘩シーンで雨が降り始めたり、異なる軒先にいる2人の間を雨が隔ている構図とかも…
1959年につくられた小津安二郎監督作品。志摩半島の小さな港町にやってきた旅まわり一座の人々を中心に親子の絆や女の嫉妬を描いた文芸作品。
浮草稼業なんて言いますがまさにそのど真ん中にあるお話ですね…