イスラエル映画。。。
以前見た『別離』や『ある過去の行方』がすごく好きで、この監督の映画を見る。。。
上にあげた2作の方が、ワタシ的にはドラマチックで好きでしたが、この映画は次第にそれぞれの登場…
夏の観光シーズン前に見るとめちゃくちゃ気が引き締まる一本。宿はしっかり予約、気乗りしない人は連れて行かない。
16年前とはいえジェンダーのテーマもしっかり散りばめられている…みたいなことも言いたく…
人間の嫌ったらしさ、身勝手さがどん詰まりの状況でつらつらと出てくる。強引な年上の女性に逆らえない若い女性・エリが海で溺れたかもしれない。保身から彼女を疑う人たちは冷たく、エリが可哀想になる。
しか…
ファルハディは初。すごく気分が重くなった…。序盤の和やかなバカンスからギスギスの極地に。全員が責め合い、どうにもならないから本当のことを言えずにいる主人公。しかしちゃんと先の読めない話運びにドキドキ…
>>続きを読む保身に走ったり、過去の出来事にこじつけてみたり、想像で勝手なことを言ったり、それとなく誰かのせいにしたり、ウソを付いてこじらせたり、、、
トラブルが起こったことで、その人の人間性とか価値観とか癖と…
アスガー・ファルハディの監督第4作目。明らかにこれまでの作品とは違う。語り口のスマートさ、緩急の巧みさ、突きつけてくるものの重さ、どれもレベルがグッと上がった感じでこれぞファルハディの味。今作が分岐…
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