嘘と疑惑がとんでもない方向へ
「別離」を鑑賞し、アスガー・ファルハディ監督推しになってしまった私は過去作も観ていこうとマイリストに登録していたのに内容の重さから後回しにしていました。
とうとうU-…
人間の嫌なところが容赦なく描写される傑作。
最初はみんなでエリをからかっていたのに、彼女が失踪したら罪のなすりつけ合い。夫婦や友人との関係がエリの失踪を機に崩れていく様をまじまじと描いていく。とても…
登場人物たちの細かな心理描写が面白い。舞台劇を観ているような感覚。観客はそれぞれの登場人物に自己投影しながら、自分だったらどうするだろうか思い描きながら、サスペンス劇に引き込まれていく。実は愛されて…
>>続きを読むファルハディ作は別離に続いて2作目だが、この人は唯一無二で天才なんだなと確信した。これもジャケット写真から感じる地味さの不安を見事に裏切ってめちゃめちゃ面白かった。
背景にある構造的男性優位は少しだ…
2025 31
子供が溺れ、エリが行方不明になってからの展開はお見事。さっきまで仲良くしていた仲間内での責任転嫁に始まり、嘘で事実を隠そうとした事から泥沼化していく展開はさすがはアスガー・ファ…
もおう〰️褒めたくないけどやっぱ面白い!
本当に観ていて嫌になっちゃうが映画が吸いついてくるから仕方ない
何でこんなにいつも複雑にするの😆
若い時もやっぱりネチネチとしつこい家元アスガー・ファルハデ…
ちょっとした企みの海辺のバカンスが、1つの事故をきっかけに謎が謎を呼ぶ醜悪な人間ドラマが展開するアスガー・ファルハディ監督のミステリー。
止まらない疑念の増幅、責任のなすりつけあい、醜い本音の暴露合…
このレビューはネタバレを含みます
アスガーファルハディ監督の作品鑑賞2本目。鑑賞後、ミステリーの裏側に隠された複雑な感情やラストの余韻に浸りまくってしまった。
エリ以外の旅行メンバーの、その場のノリに任せたりいざとなったら責任転嫁…
永遠の最悪か、最悪の最後か。
一人の女性の失踪によって暴かれる人間の脆さ。
一つの事件をきっかけに絶頂から崩壊へと直進していく人間模様を描く緻密な脚本と、その様を捉えたカメラが素晴らしく、現代イ…