マシンガンから乱射される狂犬のエレジー。
「傷は男の勲章」
…と誰が言い出したのかは知りませんが、本作の主人公《トニー》は顔に傷がある男。向う見ずで誰にでも噛み付く…まさしく狂犬。剥き身の刃。そん…
先日アマゾンプライム
「スカーフェイス」を観た。
1983年作 アメリカ 視聴時間169分。
ハワード・ホークス監督作品「暗黒街の顔役」の現代版リメイク。主演アル・パチーノの鬼気迫る演技、そして…
アル・パチーノ演じるトニー・モンタナの狂気と野心は、まさにギラつくアメリカンドリームの暗黒面。
底辺から這い上がり、コカインと銃声で帝国を築き上げるまでの道のりは、
スコセッシ作品を思わせる成り上が…
こういう感じの作品は、最後に破滅が待ち構えてるのが明確なのであまり好きではないけど、面白くはあった。日本で一番悪い奴らを思い出した。あれは最後まで見れなかった。アルパチーノの演技はすごい。マイケルコ…
>>続きを読む古代中国の「矛盾」の語源となった逸話から、聡明さと愚かさのどちらが強いのだろうと思いを巡らせることがある。
聡明さは、どんなときでも他者性のなかに自己を開いていくいっぽう、愚かさは、どんなときでも…