新藤兼人の代表作品といわれ観たけど、これもやはり素晴らしい傑作。
プロの俳優は乙羽信子と殿山泰司だけであとは現地でスカウト、そして何よりセリフが全く無い。
舞台となるのは瀬戸内海に浮かぶ孤島、そ…
本作における台詞の排除は意図的なものであって、普通であれば会話が交わされるであろう場面においてさえこの家族は一言も喋らない。だから、台詞の少なさがもたらすような時間感覚とは甚だ縁遠いものがあって、箇…
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魚を売りに本土へ旅行するシーンなどが存在するがそこに移住する素振りなど見せないので狭い島に住む彼等にとってはそれが世界の全てなのだろうか?
きっと彼らは世界の何も知らず…
農民が畑を耕し、水を汲み丘を登る、その肉体労働の循環はフィクションでありながら、構造としてはドキュメンタリーに近い性質を持つ。提示されているのは「演技」ではなく「存在」であり、俳優は演じているという…
>>続きを読む瀬戸内海の小さな島、どうゆう理由なのか知らないが、夫婦と小学生の息子2人だけが自給自足で生きている。水道が引かれていない島、水は大切な資源。
島には平地が少なく、斜面を切り拓いて農作物を育てている…
言わずもがな、新藤兼人の代表作。瀬戸内海の島に家族四人きりで暮らす一家の営みを綴った、無言の詩。
ほかの映画だと助平オヤジやヤクザなオッサンの役が多い胡散臭い殿山泰司だが、この映画では朴訥とした貧…
日本の国民性とは何かと問われたら、この映画を見せればおおよそ理解してもらえるんじゃなかろうか…島の外から水を運び、子を亡くしてもなお、ただひたすらに貧しい畑へ水を与え続ける農民の姿。新藤兼人は、戦後…
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