薄桜記の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『薄桜記』に投稿された感想・評価

tych
3.7

1959年 伊藤大輔脚本、森一生監督作品 110分。五代将軍綱吉の時代、剣豪の旗本丹下典膳(市川雷蔵)は美しい千春(真城千都世)を娶るが、逆恨みから千春は5人組に凌辱されてしまう。典膳は千春を離縁し…

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lag
3.9

討ち入りの道行きで安兵衛は回想する。ひとりの女を愛したふたりの男。未練残る夜の雨に打たれる。夕陽の橋で傷を負い破門された五人。連なる恨み。留守の間に辱めを受けたそなたに罪は無い。降りしきる雪。八つ裂…

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蓮實重彦氏の2023年ベスト10選出作。
市川雷蔵映画祭が一昨日まで川崎で開催していた。

4K修復版がU-NEXTにあるらしいが、ファミリーアカウントゆえに見られず🙇正式な評点はそちらを見られたら…

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美しさあふれる時代劇に感動。美術はもとより、雷蔵、勝新、真城千都世の凛とした表情と立ち振る舞いの美しさ!これは日本のクラシックであり文化遺産。ヴィスコンティにも全然負けてないと思う。

妻への愛と武士の誇り、そして堀部安兵衛との友情など歴史の裏にある人間ドラマが良かった。
丹下典膳は架空の人物?モデルになった人がいた?
しかも名前から丹下左膳を意識した?
前に観た《忠臣蔵》と重ねな…

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原作は五味康祐、監督は森一生、1959年の大映映画。
中山安兵衛(勝新太郎)の高田馬場での決闘で顔見知りになった丹下典膳(市川雷蔵)、二人は同じ女性千春を好きになるが、千春は丹下典膳と結婚してしま…

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cuumma
3.6
市川雷蔵と勝新太郎の共演

丹下典膳と堀部安兵衛の多くを語らずとも結ばれた固い友情と、丹下と姫君の悲愛
深い傷を負いながらも、武士としての誇りと愛する者を助けるために戦う姿は、なんと美しいことよ
odyss
4.0

【市川雷蔵の代表作の一つ】

1時間50分があっという間に過ぎていく面白さ。 
市川雷蔵と勝新太郎の二大スターの共演も見もの。 

雷蔵の妻役の真城千都世も美人だし。彼女は人により好き嫌いが別れるよ…

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5.0

なるほど「薄桜記」ならぬこりゃ「薄幸記」ではないかいな?!

雷蔵と勝新であります!
白ぬりの勝新なのであります。
高田馬場へ直走る安兵衛なのであります!

殺陣で斬られる時にあの「ぶしゃっ!」では…

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花も実もある歌舞伎様式美が異彩を放つ伊藤大輔脚本、森一生監督の高田馬場の決闘から吉良邸討ち入りまでを時系列に展開する大映時代劇大作。悲劇の隻腕剣士丹下典膳市川雷蔵と、典膳妻千春真城千都世を巡る数奇な…

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