【第14回ゴールデングローブ賞 外国映画賞受賞】
木下恵介監督が当時流行していた「太陽族」へのアンチテーゼとして製作した作品。「太陽族」とかカッコよさげに言ってるけど実際はこんなもんだ、という批判的…
ラスト、中村嘉葎雄が家を飛び出して行って、母親の沢村貞子が追いかけていく。垣根を飛び越えて、カットが変わってだだっ広い田園風景を中村が走る。警官が捕まえようとフレームインしてくる。この辺りのダイナミ…
>>続きを読む太陽族へのアンチテーゼのような作品。
石濱朗が中村嘉葎雄を見下げつつも気にかけるあんちゃんかと思いきや…金持ち+不良のタチの悪さをこれでもかと体現する佇まいが見事。
嘉葎雄くんが花瓶を手にし…
これがゴールデングローブ賞外国語映画賞かぁ。
太陽族ってろくでもないね。
なんでもかんでも親や他人や社会のせいにして現実からも己からも逃げている。
貧乏でも裕福でも真っ直ぐ育つ者は真っ直ぐ育つだろ…