最初はただの「愚行録」みたいな感じかと思ってたら、物語に登場する死を境に雰囲気が一変してシリアスな展開に感じるようになる。ずっと一貫してあの世観すら漂ってくる。この世界でしか通用しないルールでもある…
>>続きを読む普通とはなんだろうか。この作品に出てくる登場人物たちはなぜおかしいと感じるか。それは、本来人が無意識にやるべきことをしていないから。つまり他人からどう見えるかというものを省いたときに見える人間の本質…
>>続きを読む 他人との確かな繋がりってこれくらいの遠回りをしてこそできるんだろうなーと思った。というかむしろ、生きていくためにはこんなことしてまで他人と繋がるしかないんだろうなーという感じ。
本音を伝えるのを…
ほとんど全員クズだけど、そこに焦点当てると案外理屈通ってる感あるのモヤモヤする。濱口監督が今撮ってるような演者の雰囲気はいつ頃出始めたのかな、少なくとも今作にはそんなもの感じなかった、情事と俯瞰で街…
>>続きを読む本音ゲーム面白かった。
対話がなぜ嫌いなのかがよく分かった。相手の話に耳を傾けてるようで、その実、自分の中にある不確かな何かを表現しようとしているだけの欺瞞に思えてしまうからだ。
言葉は不便だ。
…
再見(2022)。アカデミックな作風にそこまで熱狂してるわけじゃないが、時代の寵児としてやはり観れるものは観ておきたい。
喪服を着たままでいる男の異様な存在感、冠婚葬祭入り乱れる序盤から無媒介的に…