座頭市のシリーズ一作目
特に説明もないのに感じ取れる世界観人物像の完璧な一作目
勝新太郎のオーラと漂う色気、これぞスターというのがよくわかる
一つ一つの所作がまた良いんですよ
敵役の天知茂とのブロマ…
ここぞというときにしかやってこない殺気に満ちた剣裁きや背中を預けるというモチーフが炸裂するラストの戦いが素晴らしいのは置いといて、おたねと座頭市の対話にも目が奪われる。おたねが必死に止めようとしてい…
>>続きを読む聴覚と第六感で空間を知覚する勝新も凄まじいが、「居合切り」という刹那的な運動を、その直前/直後(ドスを抜き、鞘に収めるまでの手つき)の時間を引き伸ばすことで緊張感を高める、牧浦地志の撮影が印象に残る…
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