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四谷怪談、2作目
ホラーと思ってたけど、これは違った。
これはこれで、楽しめた。
ラストあたりのあの画🌸。
泣いた
158分、間の振り返りシーンを抜いたら実質148くらいかな。
長めだ…
怖がらせの演出はほとんどなく、小心な男が罪の意識ゆえに自壊していくプロセスを丁寧に見せていく。上原謙はまさにハマり役で生々しい説得力を物語に付与した。田中絹代も溝口映画からスライドしてきたような不幸…
>>続きを読む田中絹代と上原謙コンビで描いた名作四谷怪談の新解釈。
前半はすごく良かったので、後半を期待したけど肩透かしを食らった感じ。
田中絹代のお岩はいいんだけど、善良っぽい伊右衛門は新鮮なんだが、上原謙だか…
今まで観た上原謙の役柄が嫌過ぎて、じゃあいっそ希代のクズ男伊右衛門でも見てやろうと選んでみた。
気持ち悪いのなんのという感想がまず湧いてくる自分の観た上原謙だが、ここまで固執させるとは…これは…恋…
慚愧、他者ではなく自身への呪い。愛した人間・お岩さんを幽霊として出現させない伊右衛門の、木下恵介の優しさを感じる。走馬灯、あるいは幻影の淡い記憶。強請りと乗り換え。風雨、火炎。どの四谷怪談も和傘のシ…
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四谷怪談を映画にしたものはたくさんある。本作はそうした四谷怪談シリーズの現存しているもののなかで、最初期の1本なのかもしれないが、不詳である。様々に脚色される中で、直助という小悪党が、伊右衛門の中…
戦後初の『四谷怪談』の映画化。監督の木下恵介ほか前年の「破戒」(1948)と同スタッフによる制作。
お化け映画ではなく伊右衛門(上原謙)の罪と良心の呵責を描く人間ドラマだった。お岩(田中絹代)は顔…
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