牡丹燈籠の作品情報・感想・評価・動画配信

『牡丹燈籠』に投稿された感想・評価

牧史郎

牧史郎の感想・評価

2.0
怪談モノってどう見たって怖いとは思えないから、どう見たら良いのか知りたい。リアルタイムの人たちはどう楽しんでたのか気になる。

このレビューはネタバレを含みます

・なかなかの怪作。時代劇から通じている撮り方と構図は現代の時代劇とも異なりかなり目新しく感じる。
・落語由来のお話も忠実に再現されている。半蔵のお話も完結するようにうまくオチがついている。
・ベスト…

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傑作!宙に浮く幽霊二人のヒラヒラ舞う着物の間に座る本郷功次郎のカットの美しさ。身も蓋もない暴力で締める潔さ。三宅隆太脚本でリメイクしてほしい。
わせ

わせの感想・評価

3.7

日本三大怪談のうちのひとつである牡丹燈籠。多少の改変はあったが、登場人物の解像度は凄く高かった。浮世とあの世の住人の逢瀬、雨月物語を思い起こさせる。あるお盆のこと。初めは謙虚なお霧も 愛するひととの…

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あ

あの感想・評価

3.8
社会派の山本薩夫先生にかかると階級闘争の様相を呈するのが面白い

池野成の音楽うるさくて最高。家を飛び出した反骨魂を持つ本郷さんだったし薩夫監督ぽいな〜なんて思ってたらあっという間に幽霊の色気に陥落する本郷さん。控えめそうだけど案外図々しい赤座美代子とリーダーシッ…

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おん

おんの感想・評価

3.3

このレビューはネタバレを含みます

最近のコンテンツに慣れているとストーリーはそこまで怖くないが、カットや幽霊たちの体遣いは怖いね。上下に、ごくゆっくりと浮き沈みしながら近づいてくるのも、異様にブレがない彷徨い方も。突然BGMが消える…

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Gocta

Goctaの感想・評価

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家族の意向に逆らい貧乏長屋で子供たちに学問を教えている武家に三男が、お盆に吉原の女郎とお付きに出会い、恋に落ちるという怪談話。面白かった。
TO

TOの感想・評価

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1968年、世界中で学生運動が頂点を迎えた年の公開。封建制の悲劇に力点をおいた依田義賢の脚本に、階級闘争を重ねて解釈した山本薩夫。

新三郎は武士でありながら、貧しい百姓達を救おうとしたために家を追…

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夏はやっぱり怪談三昧!😆
名作の誉高い大映山本薩夫監督による本作。しっかりとした脚本、見事なセット、芸達者な役者達のお陰で怖かった😨。冒頭の武家社会の中での個人の権利など関係ない社会制度の矛盾、そし…

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