夢の女の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『夢の女』に投稿された感想・評価

永井荷風原作、久保田万太郎の戯曲を玉三郎が監督。玉三郎監督の極めつけは、次作「天守物語」泉鏡花原作、主演も玉三郎。本作も良いけど、やはり泉鏡花だ。
新宿松竹にて

松竹100周年記念。セゾングループと共同制作
VHSが終わってて、音声が1割くらいしか聞き取れない。早送りしたら映像がちょっとマシになった。カメラは結構移動しがちで、『外科室』との連続性を感じさせる…

>>続きを読む

天は玉三郎に何物を与えるのか。擬古調のモノクロ映画は薄っぺらくてつまらないものばかりと個人的に感じることが多いが、そんな中で1992年のこのモノクロ映画はホンモノだった。洲崎の遊郭を囲む海の暗さ、真…

>>続きを読む
吉永小百合が花魁というのは珍しい役なのでは。美しくはあるが、花魁らしさは余り感じられなかった。冒頭は役の年齢に少し(?)開きがあるようですが、違和感は有りませんでした。
2.8

昔々、「外科室」を観て独特の雰囲気が好きだったのだけど・・・
コレはないな・・・
ヒロインは気の毒だとは思うけど、特に共感を覚えることもなく
夢に出てくるような理想を具現化したような女性ではない
夢…

>>続きを読む

「なんとか言ってくれ!楓ぇ!」
…めんどい客やなーと思ったw

モノクロの画面とぷちぷち、サァーという雑音(おそらく敢えて)が良い雰囲気を出している。モノクロ故の冴えた画面ではなく、クラシックな画面…

>>続きを読む
鈴蘭
3.5

なんとも美しい空気感
言葉遣いもまるで玉三郎さんが話してるかのよう、ゆったりとして綺麗だったなぁー。
1993年の映画ってびっくり!
大正〜昭和初期かな?の雰囲気よく出てた。
モノクロなのがいいのか…

>>続きを読む

吉永小百合変わらない綺麗さ。花魁も似合うわぁ。昔の女性は過酷だわなぁ
幸せとか考えることもできない人が多かっただろうなぁと
そして永島敏行の役どころみたいに今も昔も入れ込んでしまう男はおるんだなぁ

>>続きを読む
mtmt
3.5

永井荷風原作。「外科室」に続き監督坂東玉三郎、主演吉永小百合で撮られたモノクロ映画。明治末期の深川洲崎遊郭を舞台に親兄弟そして我が子のために自らを犠牲として働く花魁の物語。途中なじみ客の破産と自殺な…

>>続きを読む
3.8

元は士族の娘なのに、家が傾き奉公に出て奉公先の主人のお手付きになり娘を産む。メカケとして過ごすが突然の旦那の死の後は娘を里子に出し実家を助けるために花魁に。

自分のせいではない度重なる不運に見舞わ…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事