謎だらけの作品。
簡潔に言ってしまえば、主人公マリによる妄想が描かれているだけとも取れる。
マリの妄想は、寂れた小さな町の変化のない日常とその枠から逃れたい思いの表れ。マリの心の中にある孤独というイ…
2025年 34本目の映画。
母親もどうにもできなくなってるし、家に安心できる場所がないって嫌すぎる。すごい映画!って感じじゃなくて、低予算で安っぽい感じが出てるからこその怖さもあるなと思った。
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家庭というブラックボックス。陰惨なだけの作品なのだが、陰惨に溺れてしまって逃れられない人も少なからずいる。終盤、トイレのシーンでカメラ目線になるカットがとにかく悲痛。見ている側の無力感を浮き彫りにす…
>>続きを読むこれを見て「きもちわるい」「見なくていい」という感想になるのは、この映画の中の出来事が“フィクション”だからなのかも。
食卓で父が娘の顔を掴んで揺さぶる、物を投げつける、布団の中で家中の足音に耳を…