良い
息遣い、銃声、太鼓、風の爆音。
腹にくるような音が良い。
血筋と愛情とがくっついて離れて、時間も捻れて、最後に雨が全てを包括するような、スケール感。
一本木やカメが散りばめられているのも色…
「メビウスの輪」映画。
作品紹介に「メビウスの輪」と書いてあったので、何それと思いつつ鑑賞。
構造がかなり面白いですね!
物語としての合理的な説明はないのだけど、時系列が円環になっていて、あるはず…
本作は3つのパートに別れているが、大まかな話の時系列は2→3→1となっていて、作品全体として円環構造となっている。しかし、第2部で写る写真など、ところどころ単に2→3→1という時系列では説明できない…
>>続きを読む観終わってネット検索したら、この映画はラストが冒頭に繋がっていて"メビウスの輪"になっているとの文章が目に付いた。この映画は三部構成になっていて、第一章、第二章、第三章と順に時間が流れているように思…
>>続きを読む宗教紛争を軸にマケドニアとロンドンを舞台にした三部構成の物語。登場人物が巧みに交錯し時間軸も変化しながら、ループのように循環していく...、終わることのない負の連鎖のように。
マケドニアの美しい山…
賞をたくさん取ってる割に単純に時系列入れ替えただけやんと思ってたら一章のキリルのロンドンの叔父がアレックスって事に気づいた。ザミラを助けて死んだのにザミラの死亡写真をアレックスが撮ってたとか捻れたル…
>>続きを読むマケドニア出身の写真家。紛争の悲惨を写真で表現したピュリッツァー賞を受賞している。ロンドンから16年ぶりの帰郷。青臭いことを言って、民族紛争の中、従兄弟を殺した子供を警告も聞かず「まだ子供だから」と…
>>続きを読むマケドニアを舞台に民族間や宗教間の対立や戦争がもたらす悲劇を、時間軸を交錯させて三つの挿話で描いた反戦映画の傑作である。
「第1部 言葉」で描かれるのは、歴史に取り残されたような修道院で沈黙の修行…
恥ずかしながらマケドニアという国を初めて知った。
タイムリーに人種、宗教間における争いに日々心を痛めてたので、国が変わろうと時代が変わろうと、その類の争いが無くなることはないのだなと思った。そして無…