争うことの理由を考えても仕方ないのでそういうものとして見るけど、禍根が生まれて続いて消せなくて、その解決策はないってのなら、そりゃどうしたって味気なくもなる。ラスト20分くらいの果てしなく続く虚無感…
>>続きを読むナタシャの淡い恋心と性愛への目覚めに、戦禍の日常を見る
民族とは、国家とは
あなたよ、祖国よ
陽に透ける草木や海岸の美しさ
自然はただ、そこに佇む
〜衣装語り〜
東欧独特の花柄やクロアチアンレ…
2022/11/16#107派手さのないセピアにも近いようなナチュラルカラーの風景美と独特な音楽。
同じ演者が演じわける3時代の物語。
しんどそうで観たいのになかなか観られなかったけど、とても柔ら…
自分用メモ🇷🇸🇭🇷
・セルビアとクロアチアの関係を内戦前(91年)、内戦後(01年)、現代(11年)の3つの時代に分けてオムニバス形式で描く。
・それぞれの舞台の切り替えが秀逸。同じ役者が演じている…
戦争で敵同士になった男女の恋愛模様を描いた異色のオムニバス映画。作中の「兄と妹」「母と娘」「母と息子」の家庭内に生じた憎しみや苛立ち、わだかまりに目を向けると戦争の愚かさがより立体的に感じ取ることが…
>>続きを読む旧ユーゴスラビア地域の映画は初めての体験で、興味深く見ることができた。
クロアチア人とセルビア人との間で起こった内戦を背景に、3つの時代(内戦勃発時の1991年、内戦後2001年、及び2011年)…
紛争の背景にあるクロアチア人とセルビア人の男女の話が三つ。
紛争が終わっても彼らの隔たりや憎みあいは消えない。
男女の分断に目が行きがちだけど、家族の分断もやるせない。
20年経っても人々の考え方…
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