結婚の条件の作品情報・感想・評価

「結婚の条件」に投稿された感想・評価

pfmg

pfmgの感想・評価

3.8

理想と現実の間でもがいている、若くして結婚した男の話。

彼は彼なりの幸せになる方法がわかったようで。

おもしろかったー!!
ジョン・ヒューズの…青春モノでなく大人のお話です。と言ってもそこはジョン・ヒューズ。大人になり切れない男が主人公の作品であります。
若くして結婚したジェイクとクリスティ。クリスティの方は妻という役割を自家薬籠中のものとし、家庭にしっかり根を張りますが、ジェイクの方はというと、まるで下手な役者が演じるが如くに”大人”になろうと、日々悪戦苦闘しております。
男とは本来、”逃げたがる”生き物なのです。現実問題から目を背けず安定を求める女性とは逆で、男は生来のひ弱さを隠すために、強さとかマッチョという男性としての性を誇示し続けることで”逃げる”というネガティヴなイメージを払拭しようとしてきたんですね。
かつての銀幕の英雄だったジョン・ウェインもS・マックイーンも”男のロマン”という大義名分を背負って結局は根を張ることからにげることしかできないマッチョ達だったのだと思います。

強い男を演じることすら失笑を買うような今の時代はどうでしょうか。
かくいう俺も高校生の頃、未だ見ぬ社会の威容に怖じ気づき、一生モラトリアム宣言を密やかに謳ったものでした。取り敢えず進学、取り敢えずやりたいことが見つかるまでフリーター…

自由を求めてバイクを駆ったマックイーンや筏でミシシッピを下ったハックルベリーのように颯爽とはしていなくとも逃げ口上だけ一丁前だったようです。
しかしそんなぬるま湯に満たされた棺桶に一生居座り続けるわけにもいかないのは自明の理ですよね。
無理矢理、首根っこをつかまれて引きずり出された俺は逃げる間もなく就職が決まって、あろうことか結婚まで決まってしまいます。傍目からは社会人の普遍的な道を歩んでいるような、いわゆる「フォントサイズ11・明朝体」で印刷された人生。

それでも絶えず「いやいや、これは何かの間違いでして、無理矢理に役を振られただけなんです…」と呟き続けるわけです。

「結婚の条件」のジェイクも自由を求めて空想の”理想の女性”を妄想します。
コレ、男はみんなやってますな。イマジナリーフレンドならぬイマジナリーラバー。
どぶろっくのネタはネタじゃないんですな。本当に男はバカなんです。

…そして、その日は唐突にやってきます。
いえいえ、まだまだ俺にとっては「その日」ではありません。
妻が身篭ったと聞かされたときも「フォントサイズ11・明朝体」人生の中に添付された分厚いトリセツ付きのスペシャル・オプションくらいにしか思っていませんでした。

…「結婚の条件」のジェイクは、分娩室での母子を見てイマジナリーラバーと決別し、本当の大人になっていくことを示唆して映画は終わりますが、それは絶対に違うと、心から叫んじゃいます。全てはそこから始まるのだ、と。

2001年7月11日。初めての対面から14年…正直言って逃げの体勢は取り続けたままの14年間だったと思います。共働きでは育児も対等です。
それを俺はシステマチックに淡々とこなしていきましたが、メンタルな部分、情操的な教育は放棄してきたように思います。
ここでは子供に対する想いや家族からの恩恵などは書かないでおきます。それこそ「明朝体」人生のありふれたコトバでしか表現出来ないでしょう。でもそのありふれたコトバでこの14年でやっと手にした確信をひとつだけ書きたいです。「子供たちの両親は俺と妻だけだ。」ってこれだけです。
今のお父さんたちはタバコを吸うこともゆるされず、逃げ場所をどんどん追われているように思われます。それでも俺たちはかつて憧憬の的であったヒーローたちより悪戦苦闘しています。逃げ場所を失ったんじゃなく、逃げることを放棄した男たちに乾杯!
Kara

Karaの感想・評価

3.7
結婚に憧れる年齢だったため、余計好きやったのか、単にケビンがかっこ良かったからか、、好きな映画
若い新婚カップルの現実をケビン・ベーコン演じる夫目線で描いた作品。妄想シーンなどをふんだんに使って理想や現実を痛感させられるシーンに笑ったり青ざめたりw妻を演じるエリザベス・マクガバンが可愛い。作中ではピリピリしたシーンが多いけどちょいと男顔な彼女の顔は好みです。親友(悪友?)はアレック・ボールドウィン。この時は超絶イケメンでしたな。胸毛も男前w青春映画ではないがジョン・ヒューズ節は結構ズバズバ感じることが出来る。何と言っても注目はエンディング。あの人やこの人、これは映画ファンなら何人判るかで盛り上がれること間違いなしな楽しいエンディング。
h

hの感想・評価

3.0
人の生活を見ているみたいでおもしろかった。話の省略がうまい。
序盤は作り物の夫婦?な感じがしたけど、赤ちゃんができてから愛が本物になってよかった。
若いカップルが戸惑いながらも、家庭を築いていく様子を、まだ若かったケビンと、エリザベスが演じ、新鮮ですごく良かったです
tomo

tomoの感想・評価

3.2
結婚・出産に直面する男の人の気持ちがちょっぴり分かるかも(^^;)
のん

のんの感想・評価

3.4

若くして結婚すると大変だけど、それを不幸にするのも幸せにするのも結局本人たち次第!ほんわか。
shikihan

shikihanの感想・評価

2.6
たんにケビン・ベーコン好きで観た。若いケビン・ベーコンがキュート! タイトルからだと結婚するまでのドタバタなのかと思ったら、結婚して本当の家族になるまでの話。軽い笑いと安心して観られるストーリー。ケビン・ベーコンの地味な名演技がしめてくれてる。
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