姉とその恋人との情事の音を毎晩のように聞かされていた妹キャロルは、次第に男性恐怖症に陥っていく。そして男との官能的妄想に襲われ、やがてその幻想は彼女に殺人を犯させるまでになっていく。男性恐怖症の女性…
>>続きを読むイギリスで姉と共に暮らしているキャロル。姉が妻子持ちの男を家に連れ込んで情事を繰り返した事で、男性への嫌悪感が日々増幅していく。妄想と狂気に蝕まれていくキャロルはついに事件を引き起こすサスペンススリ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
昔の作品なので派手な演出は無いけれど、主演の方の仕草や表情が上手く、音の使い方も不穏でどうしようもない不安感が伝わってきて怖かった
美貌ゆえに尚更彼女が嫌悪する異性を惹きつけてしまうと思うと苦しか…
「いくらなんでも病みすぎガール」
1960年代の作品ってのを踏まえた上で観るなら、映像表現もなかなかすごい。
不安を煽るような音響もよくできてる。
ただ、この映画を真に評価できるほど
まだまだ映…
サスペンス描写で冴えてるポイントといまいちなポイントの差が激しい(そんだけ一般化したということだろうが)。黒沢清『叫』で役所広司の部屋に入る亀裂はこれかと。あちらのほうがより触覚的で、こちらは広角に…
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