ロマンポランスキーによる、男性恐怖症に陥った女性のサイコサスペンス。今でいうPTSDを題材にした映画。
1人の女性の精神崩壊を言葉での説明なしで映像だけで語る手法が素晴らしい。
カトリーヌドヌーヴ…
🐱『反撥(1965)』を観る。
【公開時のキャッチコピー】は「性のめざめが起した戦慄の惨劇!鮮烈の描写により全世界に異常な興奮と反響を呼んだ問題作!」
【原題】は『Repulsion』──「反発」「…
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ロンドンで姉と共に暮らすキャロルの周り、そして彼女自身の退屈な人生に変化が起こる。
発端は姉が愛人とイタリア旅行に行ったこと。姉に依存する生活能力の無いキャロルはウサギの肉やジャガイモをどうしたら良…
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これまた凄まじい完成度の傑作 女性が蝕まれていく過程、その恐怖があまりに秀逸なカメラワークで演出されていく 「Perl」は影響受けてそうだなと
目のクローズアップで始まり、それで終わるという呼応も映…
暗く病んだ精神や歪んだ世界認識を人々へ伝えることが芸術作品の使命のひとつで、最も難しいことだと考えている。この作品はそれに成功したもののひとつだろう。
自分は男だけれど、彼女の感じる他者への恐怖心や…
覗き穴の使い方お上手過ぎる、暗転明転お見事過ぎる、ここまで文句のつけようがない映画観ちゃうと困っちゃう。
家の内部で起きることは全て彼女自身の心象風景、だとすれば1番の安寧の場所への領域侵犯の恐怖…
徹底して冷たく、ヒビのような恐怖が潜む世界を構築する洗練された音響映像美術面がスバラしい、序盤三十分程度観ただけでまた観たいと思わせてくれる 小さなヒビが割れ壁が裂ける幻覚を女が見てからそこにおどろ…
>>続きを読むわたしこういうのめっちゃ好き
カトリーヌドヌーブの演技初めてみたけどかなり良い
姉の男に対する嫌悪感から妄想とか幻覚を見るようになってどんどんおかしくなってしまったように思えたけど幼少期の写真の描写…
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◆ラストを見返して最後にちょっと書き足したので上げ直し。
ポランスキー視聴3作目。心理的に不安定な若い女性が、しだいに変調を来していく様子を超現実的な描写もまじえて描いた初期作品。ここまでおっかな…