「子供時代の悪夢」、それがフィリップ・リドリー監督みずからこの映画につけたキャッチコピーだけれど
確かにあまりに無知で、無力で、内と外からの悪意になす術もない少年期は悪夢のような時代かもしれない
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〈落穂拾い〉のような壮麗な麦畑だが、そこに暮らす人々はどこか荒んでいる。全体的に虚構感が強いが、他方で最後のドルフィンが殺されるというセスにとっての「不条理」(発狂シーン)には現実感がある。殺人は車…
>>続きを読むここ最近見た映画で1番良かった!!
かなり昔の作品ですが、再び映画館で上映してくれて有難い限りです。
少年期の終わりを感じて最後満面の笑みになってしまった
役者さんが全員完璧すぎる、とんでもねぇや…
このレビューはネタバレを含みます
エモさってこれだよな。
少なくともおれの思うエモさってこういうのです。
画もセリフもお話も音も全部が全部キメ狂っててすごかった。
良いことなんもおきない!
ちゃんと無駄なく理屈は通るお話だったと思…
90年代の作品というが、全く古臭さを感じなかった事に驚いた。
映像がとても美しい。この映像が30年も前に撮られた?
主人公の少年は学校へ通っていないのだろうか?
悪ガキというには美しい子供だ。度々ア…
何故かずっと観たかった映画。
90分ずっと9歳児の目線をカメラと音楽が貫いてて感動した。偶にクレーン撮影があるがその流麗さは結構ゾクゾクする。
悪いことがずっと起きるのだがその解釈の仕方が、なんとも…
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少し考えてみて、黒い車の4人は、“セスが頭の中で、自分が(あるいは誰かが)したことの辻褄合わせで創り出した幻影”なのでは?ということを思いました
映画を通して、事実と、セスから捉え直した(修正した)…
絵画的ショットの釣瓶打ちと平行するように暴走していく童心。純真無垢であるがゆえに際立つ残虐性にギョッとする。対して大人目線による「整合性を図る」という行為をことごとく放棄してるのも潔い。火だるま親父…
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