ぼくは怖くないの作品情報・感想・評価

「ぼくは怖くない」に投稿された感想・評価

MALPASO

MALPASOの感想・評価

4.2
夏のイタリアの雰囲気
ラストがすごく衝撃で、切ない。

実際にあった事件が基なんだけど、「ゲティ家の身代金」とダブる。
すげえ綺麗な映像だった

前情報なしでみたんだけど、前半の面白さは子供の頃の夏休みを彷彿とさせられた

何も調べずに観るといいかも〜
TAKESHI

TAKESHIの感想・評価

4.2
イタリア南部のどこまでも続く広大で美しい麦畑。金色に煌めく風景とは裏腹に、村の大人達によって働かれていた悪事。
このコントラストは圧巻。

1人で立ち向かっていくミケーレの正義感や仲間への思いやりにはグッとくる。

ラストシーンの描写も素晴らしい。

子ども目線の作品で、童心に帰ることができる。
勝沼悠

勝沼悠の感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

 1978年の南イタリアの小さな村に住む少年ミケーレは廃屋の中の穴に子どもが監禁されていることに気づく。穴の中の少年フィリッポと仲良くなるミケーレだが、ある日フィリッポが父親達、村の大人に誘拐されているのだと気づき。。。

 黄金色の麦畑が印象的なのどかで美しい村に実は悪がはびこっている。小さい子どもの頃に大人達が自分の分からないことを話していた記憶は誰にでもあるだろう。ミケーレは勇気をもってそれに向き合っていく。子ども達の表情がなんともいい。
 この後この村はどうなっちゃうんだろうとか思わないでもないが、後味が悪くないラストもなかなかにいい終わり方。
『子供が主人公』『見渡す限り麦畑』『見つけてしまう''見つけちゃダメ''なもの』『大人達』

などのワードを目にし、僕の大好き『コップカー』に近い雰囲気があるかもしれぬ!!!と期待し鑑賞。

結果は当たり。美しい麦畑で起こる酷く、怖い事。この対比が美しいし、見ていて心地がいい。劇中に出てくる様々な動物のカットが印象に残る(ハリネズミ!!)。

そして美しいラストシーンは必見。
あまり予備知識を入れず見てほしい静かな傑作の1本。
serenaxor

serenaxorの感想・評価

3.8
イタリアの田舎町の美しい景色。
その景色とは反対に大人の残酷さと惨さが露わになっている映画。

観終わった後に沢山のことを考えさせられる映画でした
南イタリア
麦畑に囲まれた小さな村に暮らす男の子が
友達と遊びに出かけた廃屋の側に偶然見つけてしまう秘密の穴
ーー人に存在を気付かれないように
ちょいとした工夫が施され隠されていたその深い穴の底には
足首を頑丈な鎖で繋がれた少年の姿が…。

穴を発見してからというもの
穴の中の少年のことが気にかかり
穴を頻繁に訪れるようになる男の子。
自分だけが重要な秘密を知った気になりどこか満足感を覚えるのだが
同時にとある疑問も生じる。

そんなある日
男の子は聞いてしまうのである
ーー両親が
怪しい大人たちとなにやら穏やかではない話をしているのを
ーーそれは
あの秘密の穴の底にいる少年に関わることであった…。


どうして僕はここにいるのか?
少年の身にいったい何があったのか、
会ううちに心通わせるようになる男の子と少年、
行方不明報道、
次第に見えてくる大人たちの”事情”、
少年への情が男の子の正義感を奮い立たせる
ーー彼を穴から救い出さなければ…


子供らの芝居が良いんですわ〜これが。
主人公である、穴を発見するミケーレと穴の中で身動きが取れないフィリッポ、
二人が醸す空気感になんか癒されちゃう自分 笑
話は決して娯楽じゃありませんが
だからなのか、不思議な作品です 笑
ブッチ

ブッチの感想・評価

4.1
田舎ののどかな風景の中で子供の目線から物語が語られる。
美しい風景と起こっている事実のコントラストが更に両者を強調する。
映画館で見たかった。
一面に広がる麦畑… 美しいです。
話は怖い!
ミケーレの葛藤が身にしみる。
パンツの兄妹、、風景に溶け込んでるなぁ。
moe

moeの感想・評価

4.2
マイベスト映画がまた一つ増えました。
ドキッとさせられる一方で、ジンワリとくる映画。

起こっている事は明らかにダークで、精神的に追い詰められるような悍ましい事実。
しかし、主人公の10歳のミケーレ(物凄くイケメンでした笑)の目線で物語が動くので、そのダークさが緩和されているところがお見事。子供ならではの好奇心や爽やかさが、一面に広がる麦畑の景色と相まって、凄く良かったです。
好奇心は、少年の冒険心を掻き立て、やがてその心は少年の勇敢な行動を刺激する。

ただの感動モノでも、子供の青春モノではありません。それよりも、ずっと奥深くて考えさせられる作品です。

ラストシーンが凄く印象的。
名作でした。未見の方は、是非一度ご覧下さい。
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