めちゃくちゃ暴力的な全編。それは暴力描写だけでなく、間接的なものも含めて演出全体に行き渡る。
71分の尺に、詰め込むような混み合った脚本。
終盤の演出と脚本は過剰なほどで、そこはかなり直接的でもある…
結婚を控えたあたかも順風満帆な主人公。彼が毎晩ひとり夢にうなされている事など婚約者は気づかない。他人からの誤解に苦しむこの主人公同様に、今作は登場人物たちの"誤解"が物語を奇妙に方向転換させ観客の理…
>>続きを読む最後、夫婦間での決着!の最中、急いで駆けつけてきたものの、自分には立ち入ることのできないなにかを察して、行き場を失って後景を虚に彷徨いフレームアウトする主人公が切ない。
おれはいったいなんやったんや…