【追悼2022.09.13:さらばゴダールよ】
ゴダールの追悼として本作を観たというわけではないが、なんか観たくなって本作鑑賞!
ゴダール初期の傑作。
低予算で適当?に作りながらもこのクオリティ…
初ゴダール。
理解できるか不安だったけど、この作品は話の筋がわかりやすくてよかったよかった。
ナレーションが2人の心情を、括弧を開いて解説してくれるのがまたかっこいい演出。
小説が元になってるから…
ユーモアが散りばめられていて最高にお洒落。好きなシーンが沢山あった。オディールがキスする時に迎え舌なのが嫌すぎて面白い。
あと、泥棒するってのに計画性が全く無いところが好き
終盤に語られた脚のない鳥…
原作を途中まで読んでなんとなくの予備知識があったお陰か、睡魔に襲われることなく、ゴダールの中では今のところ1番観やすかった
登場人物が何を考えているか教えてくれる、やさしい映画
ぶつ切りの音楽とか…
アマチュアのワル、フランツとアルチュールは、同じ英語学校に通う美しい女生徒、オディールに一目惚れしてしまう。
どうやらオディールの家には、叔母が隠した大金があるらしい。
3人が企てた強盗計画はやがて…
なんて軽やかで細やかで冗長!でも見やすいほうで好きだ。なにせゴダール先生が直々に第四の壁を破ってくださる。要点が語られたり、かっこが閉じられたり、または開かれたり。次回作の予告までしてくださるんだか…
>>続きを読む©1964 Gaumont ‒ Orsay Films