自由で、軽快な映画。1分間の沈黙とか、マジソン・ダンスとか、ルーヴル美術館での疾走とか、わくわくする名シーンが盛りだくさんで楽しいし、アンナ・カリーナのアンニュイな表情や、可愛い洋服がとても素敵。
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ひっさしぶりに。どのシーンも印象的すぎる!
くだらないサスペンスに巻き込まれるぐだぐだなストーリーとその軽やかさと、それを追うカメラワークの自由さ。
アンナ・カリーナのピーコートにキルトスカート、厚…
久々。過剰なくらいに攻めてるな。しょーもない話を映画と云う媒体のあらゆる技術を駆使して別なもの昇華させてるって云う、無理矢理な姿勢でヌーヴェルヴァーグって感じ。撃たれ方やら電車での一幕等々、見せ方と…
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独白ナレーションで味付け。ダンスシーンないす。
(オタクっぽい話になるけど、アルチュセールとフランツの名前。作家のアルチュセールランボーとフランツカフカだよね。アルチュセールは、ランボーと呼ばれる…
ハマった方のゴダール作品。
序盤はあまりノレなかったけど、中盤以降は面白かった!実験的なことを何個もやっていてストーリーも整ってないように見えるけど、全てがいい感じに整っているのがすごい。
好きな/…
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初ゴダール。
理解できるか不安だったけど、この作品は話の筋がわかりやすくてよかったよかった。
ナレーションが2人の心情を、括弧を開いて解説してくれるのがまたかっこいい演出。
小説が元になってるから…
ユーモアが散りばめられていて最高にお洒落。好きなシーンが沢山あった。オディールがキスする時に迎え舌なのが嫌すぎて面白い。
あと、泥棒するってのに計画性が全く無いところが好き
終盤に語られた脚のない鳥…
なんて軽やかで細やかで冗長!でも見やすいほうで好きだ。なにせゴダール先生が直々に第四の壁を破ってくださる。要点が語られたり、かっこが閉じられたり、または開かれたり。次回作の予告までしてくださるんだか…
>>続きを読む青春映画であり、反・青春映画でもある。
この作品が特異なのは、青春のエネルギーと共に、その空虚さや孤独までもが透けて見える点。
主人公たちは何かに抗うように遊び、笑い、走るが、心の奥には常に世界とう…
©1964 Gaumont ‒ Orsay Films