若さ溢れて、瑞々しくダサく軽薄ながら、それがまたいい。それこそ軽妙洒脱。
刹那的な3人の姿。
ショットがいちいちかっこいい。
ダンスシーンは言わずもがな、ルーヴルのシーンも最高。
文字通りスタイリッ…
2024-132
これまで観てきたゴダール作品のなかでも
かなり好きな作品だった
マディソンダンスとルーヴル美術館を駆けるシーンを観るだけでも価値がある
こちらより先にベルトルッチのドリーマーズ…
原作と映画の雰囲気の乖離を感じたところが難点だ。ギャグ漫画でシェークスピアをやっている。自分には合わなかった。
音楽良し、俳優良し、コダールらしさに溢れた演出はよかった。
「勝手にしやがれ」が「気狂…
英会話教室の入り口(おじさんの脚がゲート)で学生証を見せて階段を上がるショット、喫茶店でアルチュールの横にフランツが座ってカメラが動き鏡のオディールが見えるショット、メトロでこちらを向いて語るオディ…
>>続きを読むとってもかわいい。
観ていて心地よい、心地よい。
他人への関心と軽やかさ、
犯罪とポップさ、
全てのバランスが良い。
沈黙のあとは、ブルースで踊りましょう
美術館は走りましょう
足にダンスを!…
ジョイスがグリフィスに影響されているように(と言っても、私は「ユリシーズ」を読んだことがないし、「イントレランス」も観たことがなく、ポーリン・ケイルがそう書いていたのを鵜呑みにしているだけなのだが)…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ゴダールの中でも群を抜いてコミカルな作品。力の抜け感が、なんとも言えずちょうどよい。
アンナ・カリーナに対するゴダールのまとまり感は、本作が一番な気もする。
「気狂いピエロ」のようなかっちり枠に抑…
©1964 Gaumont ‒ Orsay Films