牡牛座 レーニンの肖像の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『牡牛座 レーニンの肖像』に投稿された感想・評価

4.0

ソクーロフの通称「権力の4部作」の2作目。第1作はヒトラー、3作目が昭和天皇、最後がゲーテのファウストで、本作はレーニン。

モスクワの赤の広場には、防腐処理がなされたレーニンの遺体が安置されている…

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mstk
-
2025/05/20
録画にて。
324
4.0

スターリンから貰った杖で食卓破壊暴走できるくらいには動けるし、失語症とはいえ聞けるし、話せる。機能しなくなったのは精神的力動、あるいは社会レベルでの自分。そして誰もまともに話を聞いてくれなくなったこ…

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晩年のレーニン。脳梗塞で療養中のある1日。妻、妹、スターリンに囲まれ、過ごすレーニン。カメラもソクーロフが廻した劇映画。
過去鑑賞作品
toriko
4.5
忘備録
4.0

ソクーロフの「権力者四部作」の二作目。晩年のレーニンの傲慢ぶりが描かれているが、政治劇というより家庭劇になっているのがポイントか?こういう頑固爺は日本にもいそうだ。足が悪く自分の思うどおりにならない…

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odyss
2.2

【天才ソクーロフの映画は、凡人には理解不能?】

ロシア映画。アレクサンドル・ソクーロフ監督作品。スタンダード・サイズ。

ソクーロフはこの時期、昭和天皇だとか著名な人物を映画化することに熱を上げて…

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4.2

記録です。

こんなウルっと来るとは思わなかった…。政治的な主題だったら知識不足でキツいなと思っていたけれど、レーニンを題材にしつつも普遍的な「死に向かう人」を本作は主題としており、仕事・役割・理念…

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