心の中の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『心の中』に投稿された感想・評価

コンティニュティーは文脈に沿う、という理解はある程度の映像において間違っていないと思う。しかし同時に、文脈が後天的にコンティニュティーを生むことも多々ある。それは本作のような個人的な作品に見受けられ…

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3.0
2重3重のレイヤーで語られる映像は理解を越えた初めての体験だった。上映後のトークショーで御本人の人柄や考えがすごく反映された作品だったなと感じた。

デレクジャーマンのクラブミュージックじゃないけど、それくらい音が音楽として構成されているのを感じた。

iPhoneにだけ香りが残っている…。

作品を作って、好きな人がいて、働かなければならないだ…

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5.0
燃えるような赤が重なるとき、暗い夜が重なるとき、ベースの海辺の二人の映像が全く異なる見え方をした
mtmtmt
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記憶の中で、二人は目が合い、心を通わせていた。
でも、浜辺で横たわっているときは、絶対に目線が交わることはない。心が離れてしまったのか?
次に目線が交わる時は別れの時なんだろう。
集合写真、記念写真…

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浜辺に横たわる二人。心中をする(演技をする)つもりらしい。
潮が少しずつ満ち、波に押し流されていく2人に、2層、3層にドキュメンタリー映像が重ねられる。映像で意識の流れを観せつけられるような、強烈な…

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5.0

頭の中じゃなくて、心の中

何重にも映像が重なって、気づいたらどんどん潮が満ちてきて、2人が死に近づいていく。重ねられた映像の美しさ。

「心の中の奥に隠された抑えられているもの、それを言葉にするこ…

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何が行われてるのか全く分からない映像がずっと続くのだが、光と音の羅列を眺めていたら、なんだか壮大な作品を見終えた気分になった。
4.0

いくつかの映像が上手い具合に重なって遠近感が自然と狂うシーンでは、特定の映像を見ることなく画面を見つめる時がある。その時の感覚はターチトリップにとても近いので良かった。あと別の映像の挿入で本来音が果…

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4.7

砂浜の波打ち際に2人のゲイの俳優がいて心中を演じるよう言われ横たわる。その映像の上を三、四重中にビデオ日記のような取り止めもない映像がオーバーラップして走馬灯のような抽象体験をさせる。(監督自身DJ…

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