橋本忍脚本って事で関心掻き立てられて鑑賞。監督の堀川弘通さんも黒澤明監督の助監督やってた人ではなかったかな?
いや、それなりに驚いたし面白かったけど、前半まったり進んで最後一気に展開っていうバラン…
実は弁護人が…というあり得ない展開に引き込まれる。
偶然入った強盗の状況証拠と自暴自棄の自供。
確定的と思われた事件の万一の可能性から瓢箪から駒。
終盤の検事の真摯に向き合い良心に訴えかける語り口…
お、おもしれーーーーーーー!!!!!
最初の殺人シーンがミスリードになってるなんて…。
中盤までは夫人を殺した浜野弁護士を、落合検事がどう追い詰めるかが焦点となる。殺人を打ち明けるシーンの仲代達矢の…
当時の日本映画界の充実ぶりを証明するかのような傑作サスペンス。冒頭で殺人シーンを見せ通常の倒叙ものかと思わせておいて終盤であっと驚くどんでん返し。意外性に富んだストーリーと次から次へと出てくる名優た…
>>続きを読む⚖️【白と黒(1963)】
正義とは何か?疑念と真実が交錯する心理サスペンス。
橋本忍の名脚本が導く、重く鋭い結末。
ネタバレ感想書きました👇
https://umemomoliwu.com/shi…
「なんだかわからんけどバカのほうがいいよ」
良心、メンツより真相、真相を追い求めるうちに、二転三転していく。
奥さんの言葉良かったな。「真実を追い求めていっただけじゃない。それで二転三転しただけ」…
事件のあらましはあらすじで説明されており、犯行も倒叙法で示される。
そこからの取り調べや裁判、報道といった状況のリアリティは中々のもの。それを受けた登場人物の心情の動きが魅力的で、浜野の良心の呵責は…