核武装が安上がりかどうかは、この映画で一目瞭然だからぜひみてほしい。
本作はケヴィン・ラファディ、ジェーン・ローダー、ピアース・ラファティの3人の監督が、アメリカ政府の保管していた核にまつわるフ…
アメリカ映画で広島や長崎の惨状をここまで描いているのが良い。
核爆弾についてなぜこんなにも楽観的でいられるのか、シェルターにさえ入れば大丈夫だと考えられるのか、当時のアメリカで広まっていた考え方が恐…
『風が吹くとき』にもあった“さっと隠れる”対処法があまりにも無根拠が過ぎてゾッとしましたね。赤狩りへの恐怖を煽り、敵を強調するとこと、メディアが政府の広報に成り下がっている様が当時現実だったってのが…
>>続きを読む40-50年代のニュースフィルムやアメリカ政府製作の広報フィルムを編集して繋げた映画。核時代の原爆などの“軽薄さ”と恐怖が両義的に描かれている。
アメリカのプロパガンダ戦略が傲慢で滑稽に描かれては…
露骨なプロパガンダの気持ち悪さ。
でもこういうことが為されている世界に生きているんだなと感じて、自分の身の回りの諸々の言葉が恐くなった。
発する側は絶対に間違ってないみたいな顔をしている。だから原爆…
生物の尊厳とは何なのか。
自分に都合の悪いものに対して、強力すぎる武力で押し切ることが果たして本当に正義なのか。その正義を執行する上で、障害となるものにも、どんな関係性であれ欺き、信仰させるような扇…
▶︎2025年:301本目
▶︎視聴:1回目
社会学者・富永京子氏の“「ビックリハウス」と政治関心の戦後史”という著作を拝見して、社会運動の名が連ねられたそのなかに、反核運動として今作の上映があっ…
オッペンハイマーのリアル版という感じで興味深かった。日本は被害に遭った歴史から広島長崎のみに目を向けがちであり(当然であり仕方がないことだと思うが)、別の側面から原爆について考える貴重な作品だと思う…
>>続きを読むトリニティ実験の様子など『オッペンハイマー』でも扱われていた事柄の実際の映像が見れて興味深かった。それこそアインシュタインやオッペンハイマー本人の写真が使われている映像も途中で出てきて、『オッペンハ…
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