記録。
核は世界を救ったか。
ご存知の通り我が国は世界で唯一、核兵器による被害を被った国。そんな日本国民にとっては複雑なドキュメンタリー作品が本作。
サイレント作品ではないもののナレーションは一…
学生時代に一度観ていて、その後『Fallout』シリーズの元ネタとして再見。
使われた記録映画の内容が悉く大嘘塗れ。放射能の影響など自分たち(政府)に都合の悪い部分は「人類の為」などの大義名分で巧…
「核攻撃もこう対応すれば大丈夫」というアメリカ政府のPR映画を素材に、そのPRがいかにウソにまみれているかをユーモアをもって描いたドキュメンタリー映画。
核攻撃への対応が、「身をかがめて両手で頭を覆…
1982年”The Atomic Cafe”。核兵器についてのフィルムを編集したドキュメンタリー。原爆投下や核実験を肯定する映像をほぼそのまま使っており、連続して観ることによって立ち上がるブラックな…
>>続きを読む当時の記録映像や国策映画、ラジオ放送を巧みにコラージュしながら原爆に対する意識の甘さを滑稽に写す。なんでもatomicをつけて商品にしたり、今の感覚では信じられないようなものばかり。度が過ぎて面白可…
>>続きを読むほんとに天才的なモンタージュ作品だと思う。作品自体が笑ってしまうほどの皮肉。プロパガンダの矛盾の多さはこう見ないと気づかないものなのかも知れない。何回見ても新しい発見がありそうな映画だからまた見たい…
>>続きを読むそのうち『コロナ・カフェ』とか『パンデミック・カフェ』とかオマージュ作が作られるんだろうか(作られない)
1940-50sの核に関するプロパガンダフィルムを再編集した、だけ、でアンチプロパガンダフ…
笑って済ましてもう30年くらい経ってしまった訳だが、
このドキュメンタリーが80年代に知らしめたモノは、冷戦時代の珍奇なプロパガンダの存在。
でも、フィルムの中の社会は30年近くそれを信じた。
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