フェイシズの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『フェイシズ』に投稿された感想・評価

3.5
情緒不安定な大人が詰め込まれた密室の、和やかに話してるけどずっと爆発が起こりそうなヒリヒリ。撮影と演技(即興?)がさらにそれを助長する。
ラスト、階段でのすれ違い喫煙のかっこよさ。

ありとあらゆる表情…。

人間だけが表情で感情を表すことが出来る動物。
目と口の動きを使い、意識的にも無意識的にも、自分の思いを伝えてしまうように出来ている…。
その方法は何千通りなのだろうか?
そ…

>>続きを読む

酔っ払いはつまんねえから嫌いだ
絶対そんな笑うようなことなんもないし怒る必要もひとつもない
言葉のわかる日本人でもそうなのにアメリカ人じゃなおさらだ
しかも顔ドアップばっかだからずっと鬱陶しいし
な…

>>続きを読む
たこ
5.0

全てのショットがかっこいい…
頻繁に顔面がドアップになるけれど、そのドアップのすべてが何故か他で見るよりも美しいショットになっている。
終盤、煙のなか肌を寄せ合うマリアとチッティのショットと、夫婦の…

>>続きを読む
-

この監督の映画は2本目だけど、2人きりで話す時と他者を前にして2人で話す時の自意識のちがい、みたいな、普段意識してないけどそこここにあるものを目で見れるときがある

"無気味なほど早く、一つ一つ、顔…

>>続きを読む
リアリティの中に、
リアルな嘘くささが見えるのが
とってもリアル。

人は日常の中で演じている。
でも、それが無いと、
成り立たない場合も多々ある。
歳を重ねるだけなら馬鹿でもできる

ここまで醜い顔をよく捉えられるものだ。
自分本位な癖に他者からは理解されたいキャラクターが下品に笑う度に、此方は真顔になる。
本当にカサヴェテスは気持ち悪いな。

浮気な男女の戯言と段差

初カサヴェテス。私財を投げ打ち自宅で撮影して作られたインディペンデントの極みのような一作で、人間の感情や表情に着目してあってないようなストーリーを紡いでいく。それにしても生…

>>続きを読む
3.4

Nobody has the time to be vulnerable to each other. So we just go on.
誰もが本心を見せ合うほど心に余裕がない。心を閉ざしたまま進…

>>続きを読む

映画が人間を記録するという表現の本質を初めて真正面から突きつけられたような感覚に陥った。
ストーリーという言葉で単純化できる筋立てはほぼ存在しない。
代わりに映し出されるのは人と人が関わり合う刹那に…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事