20世紀初頭のアメリカで、黒人女性の主人公が酷い差別を受けながら、アイデンティティを見つけて1人の人間として成長していく。
白人対黒人という構図ではなく、完全に黒人社会の中で物としてでしか見られず…
20世紀初頭に、黒人で、女で、そして不美人であることがどれほどセリーをどん底に突き落としてゆくかじわじわと1時間くらいかけてわからせられる。
それでも自分を無理に変えずに耐えて耐えて、耐え抜いた彼女…
ウーピーゴールドバーグは逞しいオバサンだと思っていた時に観たから、新鮮な驚きがあった。
か、かわいい…😀
健気で真面目なキャラクターにも共感した。
人生なんて黙って耐えていたら、いつか天国に行ける…
差別や暴力、理不尽なことだらけの中でも、力強く立ち上がっていく女性たちに勇気をもらえる作品。
観ていて悔しさや怒りも感じるんだけど、それ以上に「生きる力」が沁みる。
妹がいるからこそ、姉妹の絆の描写…
このレビューはネタバレを含みます
14歳にして父親の子供を2回出産して、なのにその子供達とも引き離されて近所の男に奴隷のように扱われる所からスタートする
しかもそこから更に悪くなっていくのがキツい
ここまで極端に黒人コミュニティ内で…
2024年に公開された作品を見ていて良かったので、スピルバーグバージョンも気になり鑑賞。
途中まではかなり2024年版と似ていたけど、途中少し違った。でも結末は一緒だったので、忘れかけていた結末…
2025-65
「お前は無一文の黒人で、醜く、おまけに女だ!」
白人社会で虐げられてきた黒人男性が、更に家庭内で女性を虐げる。
人種、性別、容姿、二重三重で差別される黒人女性の過酷な半生。
胸が詰…
作中によく出てくる神。彼らは神に一体何を祈るのだろうか。罪深き人々。それは私たちが愚かにも作り出した、差別。女性だから黒人だから、親だから子供だから、それに振り回され愛すべき人を愛せない私たち。だか…
>>続きを読むいい映画であることは間違い無いんだけど、女性たちが虐げられ続け奪われるので胸が痛かった
父親が10代半ばの自分の娘を2回も妊娠させてしかも取り上げるという流れは言葉を失った
しかもこれは冒頭の出来…