切ないロードムービー。
ルーシーがいないと生きていけないウェンディ。
何をするにもお金がかかる。
世知辛い世の中。
ウェンディに仕事が見つかって
2人が幸せになれますように。
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宿無しのウェンディが迷子になった愛犬ルーシーを探し回るだけの地味な展開の作品だけど、アメリカの底辺で日々を凌ぐ人々が静かに浮かび上がる。八方塞がりのウェンディに明日を手渡すライカートの眼差し。ミシェ…
>>続きを読むいつもながら旅に出ているのに自分の無力さと世の中のジレンマにまみれて不自由な狭い世界をぐるぐる回っているような映画
良いのか悪いのか分からんけど、肌の色とか住んでる場所とか、関係ないなと思える
もし…
人生のいくつかの場面で遭遇することになる、出口の見えない袋小路のような状況。ケリー・ライカートは、そうした状況や場面を、好んでモチーフにしているように感じる。
西部開拓史以来、移動することが1つの…
例によってドツボに嵌って抜け出せない人の話。なんとなーく「過去にもついつい悪手を打ってしまって今この状況に陥ってるんやろな」と思わせる、同情したいようなしたくないような絶妙な塩梅の主人公ウェンディ。…
>>続きを読むひたすらに可哀想なウェンディ…
この生活になった詳しい背景も描かれずただ生活が苦しいウェンディと一緒にいるルーシーに降り注ぐ可哀想な出来事が描かれるだけの単調さだからこそ"可哀想"が目立っていた感…
© 2008 Field Guide Films LLC