初見は、2016年1月9日「若尾文子映画祭アンコール」(@角川シネマ新宿)だったが、約8年ぶりに購入DVD鑑賞。
本作、DVDジェケットは綺麗なカラー写真だが、だいぶ古い映画なので、冒頭クレジット…
川崎敬三の「乳の型をとった椀を盃にして、僕の最後の命を飲み干したいんです。」のセリフがフェティッシュ過ぎる。しかもこの時、京マチ子(女学生時代なので珍しく三つ編み!)の胸のあたりにカメラが迫っていく…
>>続きを読む生と死、男と女、三人姉妹、東京と京都、対比が何重にも深く美しかった。
マチ子様は影のある美しさ。
「お姉様、捨てないで!」ばっかり言うてるミヤちゃん(後年の「洞窟に入る」川口浩と同じ人とは…) の…
「お乳の型を取らせてくれないか?」
ああ、川端康成の発想はぶっ飛んでる。それとも当時では不思議じゃないことだったのかしら。
全員母ちがいの三姉妹。
物語は長女の京マチ子に焦点が当てられる。戦死した…
川端康成原作のしっとりした作品。なんか殆ど音楽が無かったような。今回も若尾文子さんが最高。若尾さん見てると何故か辛いことがあっても頑張って生きていこーって感じになるから不思議。結局京マチ子さん演じる…
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