シドニー・ルメットの演出は上手い。
ショーン・コネリー、マーチン・バルサム、クリストファー・ウォーケン、等々、役者は総じて雰囲気あるし、見応えがある。
ただ、話は平凡。そもそも、映画序盤からこれで…
制作当時は主演のショーン・コネリーがジェームズ・ボンドを演じていたので、こういうケイパーものが出来上がったのだろう。
出所後金庫破りで有名なデュークが狙ったのは愛人が住む高級マンション。
念入りに…
全然面白くない。
ファーストカットは、「お、ルメットだ!」って感じで始まるんだけど、それ以降は退屈この上なし。
彼は、特定の「人間」を描くタイプの監督で、その人間が「行う何か」の方を描く監督じゃない…
金庫破りの主人公が10年の刑期を終えて出所。
愛人のマンションにお金持ちが多いことが分かると、さっそく盗みの計画を仲間たちと企てる…という犯罪モノ。
タイトルからいろいろ盗聴して何かをやるのかなー…
名匠ルメットのサスペンス。強奪、逃避など見せ場は多いのだが、一向に盛り上がらない。どうもボケたような印象。バルサムのホモっぽいキャラなど、おもしろいのだが、肝心の話の展開が困りもの。ルメットには不向…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
23年116作目。
ニューシネマ感があるのと
クリストファー・ウォーケン(初出演?)が拝めたこと以外は
なんとも陳腐な作品だった。
前半の計画やメンバー集めはソコソコ楽しめるが
後半の実行パート…
FBIに盗聴されているにもかかわらず、強盗に挑む男たち。
ただ、ショーン・コネリーを据えていても、作品としては今ひとつ。
盗聴されているのだから、二重三重ではなく、三重四重、更に五重くらいの深みがス…
2017年 142本目
監督シドニールメットで主演ショーンコネリーで、脇に若い頃のクリストファーウォーケンとか、名前聞いたらワクワクしかないはずなのに何だこのモヤモヤ感は…。
金持ちマンションか…