顔正面にして叫ばせたり泣かせたりして音楽かけときゃ悲劇になるだろって安易なやり口が続くので卒倒する。そこで誰が叫んでいるのか、何人が泣いているかという空間には興味なし。
光の当て方も安っぽい。『山師…
パパとママが突然消えて
ワタシは急にニコルになった
守られ生きた少女時代が
遠い過去の思い出に
生きていくために心を捨てて
身体を切り売りして生きる
地獄の中で恋を知って
生きる意味をもう一度…
戦争が人を変えるといえば陳腐な感想になるけれど、
人間らしさや尊厳を失うことは死を意味するという、プリモレヴィの言葉通りの映画。
でも14歳の少女にその選択を突きつけた戦争はやはり憎いもの。
196…
勝手に『es』のような役割で人間性が崩壊していく系かと思ったら全然違った。
それは『ちいさな独裁者』かな??いつかみたい。
汚く生きるか、綺麗に死ぬか。
エディットは汚く生きて綺麗に死んだ印象。
…
ナチの収容所が舞台。
こういう映画って、主人公は周りに流されず独りで正義を貫いているパターンが多いけど、この映画では主人公がめっちゃ悪に染まってる(笑)そこが斬新だ。
仕方なくナチの将兵に呼ばれる…
生き残る為に名前を変えユダヤ人の身分を捨てる主人公エディットは余りの空腹に耐え切れず身体を売り囚人監視役のKAPOになり高待遇を得る。優しい娘が顔つきも言動も冷酷な監視役になっていく様は見ていて…
>>続きを読む収容所を扱った映画はよくみます。
何万人もの命が最も簡単に失われた世界史上稀な悪行ですがそれだけ多くのドラマがあったはずです。
人間の記憶として残しておかなければならない事実は今のウクライナ問題にも…
カイエ&ジャック・リヴェットによって価値を下げられてしまった悲しき作品
サムネイルがリヴェットの言及シーンとなっちゃっている訳だから、世界から見ても本作=例のシーン的な意味合いが強くなっているのかな…
なんともいえない…なぜ厚待遇に負けて他人を迫害する側にまわる…?
自分の両親がガス室へ送られるのを目の当たりにしたにもかかわらず…。
でもラスト、ま、恋におちて他人を救う気持ちも芽生えたあたりを…