リンチ監督追悼で、順番にいろんな作品を上映中ですが、ようやくこの作品の4Kリマスターが上映となったので観賞
サックス奏者のデヴィッドは美しい妻レネエと幸せな生活を送っていた
ある日、見知らぬ男の声…
冒頭のデヴィッド・ボウイの楽曲と、暗闇を疾走する道路。この時点では、クレイジーな物語への期待感が高まるが、そんな予想は早々に裏切られる。気づけば理不尽さだけが濃厚に漂う世界へと流れ込んでいく。
「…
音楽が不気味に響きながら、ときにはロックでパンクな音色。人間の不安と高揚感、欲望が語られるますね。音楽が、リンチらしさを出してとっても雰囲気を作っているような気がします。
そして、お話も…いつもなが…
これがデビットリンチ節かぁ。説明の全然ない理不尽さがある意味スタイリッシュなんだけど、思いっきり置き去りにされてくフラストレーションが最後まで残る。意味なんて考えるなってことかも。それこそ監督の意図…
>>続きを読む全体の時間軸の解体ではなく、主人公の行動の解体。あるいはドッペルゲンガー、ビデオテープが予知夢になっている、等々、観客が頭を抱えるのを、楽しんでいるデヴィッド・リンチ。難解三部作の一本目。「マルホラ…
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悪夢の環が、ぐちゃぐちゃに絡まってる!😵
■ 事のあらまし ■
ある朝インターホンが鳴り、声が聞こえる
「ディック・ローレントは死んだ」
その日から届き始める謎のビデオ。
入れ替わる「誰…
観た直後は咀嚼しきれずポカーンとしてしまったけど、この映画の着想源が「心因性記憶喪失」であることを踏まえてもう一度各シーンを思い返してみると…案外スンッと腹落ちできる感じになった。恐らく実際の時系列…
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